送信クロッキング

UltraScale アーキテクチャ SelectIO リソース ユーザー ガイド (UG571)

Document ID
UG571
Release Date
2023-08-31
Revision
1.15 日本語

データを送信する場合、BITSLICE_CONTROL のマスター入力クロックを使用してトランスミッターからデータをシフトします ( この図 )。このクロックの周波数は、データのシリアル ビット レートを決定します。データは、マスター クロックを DIV_MODE および/または DATA_WIDTH 属性の設定で分周して生成されたクロックで RXTX_BITSLICE トランスミッターの入力に供給する必要があります。

図 2-67: データ送信

X-Ref Target - Figure 2-67

X16051-data-transmission.jpg

この図 についての注意事項を説明します。

1Gb/s のシリアル データ ストリームが必要な場合は、TX_BITSLICE と同じ I/O バンク内の PLL が、BITSLICE_CONTROL の PLL_CLK 入力に 1GHz のクロックを供給する必要があります。

TX_BITSLICE が 8 ビット モード (DATA_WIDTH = 8) で動作する場合、データは、TX_BITSLICE の D 入力に 125MHz (1GHz/DIV_MODE = 4) のクロックを使用して供給される必要があります。

ヒント: OUTPUT_PHASE_90 属性を使用すると、トランスミッター ビット スライスのシリアル出力を 90° 位相シフトできます。通常はこの機能を使用して、中央に揃えられたインターフェイス クロックを生成します。OUTPUT_PHASE_90 を使用する場合、DELAY_VALUE は使用しないでください。