表: サポートされる全 DCI I/O 規格 に、DCI がサポートする規格を示します。
DCI を適切に使用するには、次の手順に従ってください。
1. V CCO ピンは、その I/O バンク内の I/O 規格に基づいて、適切な V CCO 電圧に接続します。
2. I/O 規格の属性を使用するか、または HDL (ハードウェア記述言語) コードでインスタンシエートして、Vivado Design Suite で正しい DCI の I/O バッファーを使用してください。VRP を参照用として使用する必要がある場合は、VRP ピンが I/O として使用されないように Vivado Design Suite で自動的に制限されます。
3. DCI 規格では、外部の基準抵抗を多目的 VRP ピンに接続する必要があります。この場合、多目的ピンは、DCI を使用する I/O バンク内、またはカスケード接続した DCI のマスター I/O バンク内では汎用 I/O として使用できません。ピン位置の詳細は、ピン配置表を参照してください。VRP ピンは基準抵抗によって GND にプルアップ/プルダウンする必要があります。この要件の例外は、DCI をカスケード接続した場合のスレーブ I/O バンクで、このようなバンクの VRP ピンは汎用 I/O として使用できます。
4. 外部基準抵抗の値は 240 W に固定され、GND に接続されています。
a. 同じ I/O バンクまたは DCI カスケード接続の場合の I/O バンクのグループのすべての入力に対しては、同じ V REF を使用してください。
b. 同じ I/O バンク内のすべての入力および出力に対して同じ V CCO を使用してください。
c. インピーダンスは R VRP (240 W ) に制約されません。DCI ステート マシンが、OUTPUT_IMPEDANCE 属性と ODT 属性を使用して、制御インピーダンス ドライバー用だけでなく、分割終端やシングル終端のコンフィギュレーション用に適切なスケーリング値を算出します。