インターバイト クロッキングを使用すると、BITSLICE_0 に到達する 1 つのニブルのクロックと、ほかのバイトの同じ位置にあるニブルとの間で、クロックを共有できます ( この図 )。入力クロックまたはサンプル クロックの共有は、CLK_TO_EXT_NORTH (SOUTH) 出力ピンおよびほかのバイトの BITSLICE_CONTROL コンポーネントの CLK_FROM_EXT 入力ピンを通じて実行します。インターバイト クロッキングは、属性 EN_CLK_TO_EXT_NORTH(SOUTH) を設定することで開始されます。
注記: この図 および この図 には、上位ニブルの BITSLICE_6 を示していません。
インターニブル クロッキングとインターバイト クロッキングを結合して、I/O バンク内のすべてのビット スライスに同じクロックを供給できます ( この図 参照)。
この図 についての注意事項を説明します。
• バイト 2 の下位ニブルの RX_BITSLICE_0 をクロック入力またはストローブ入力として設定することを前提にしています。
• バイト 2 の上位ニブルで、インターニブル クロックを有効にする必要があります。
• バイト 2 の下位ニブルをクロック入力として使用し、すべてのニブルを複数バイト設定で使用するため、すべてのバイトの下位ニブルは、インターニブル クロッキング用のクロックを上位ニブルに供給する必要があります。
• バイト 3 の下位ニブルは、その CLK_FROM_EXT 入力で、バイト 2 の下位ニブルの CLK_TO_EXT_NORTH 出力からクロックを受け取ります。
• バイト 2 の下位ニブルは、CLK_TO_EXT_SOUTH 出力から、バイト 1 の下位ニブルの CLK_FROM_EXT 入力にクロックを供給します。
• バイト 0 の下位ニブルに到達するために、バイト 1 の CLK_TO_EXT_SOUTH 出力を、バイト 0 の下位ニブルの CLK_FROM_EXT 入力に接続する必要があります。バイト 1 の内部では、CLK_FROM_EXT ピンおよび CLK_TO_EXT_SOUTH ピン間でジャンパー線が作成されています。このように、すべてのニブルの全レシーバーは、byte_2 上位ニブルから供給される (インターバイト/インターニブルを介する) 転送ストローブからデータを受信するように構成されています。
表: インターバイト クロッキングの例の属性 および 表: インターニブル クロッキングの有効化 に、この例の属性設定を示します。
表: インターニブル クロッキングの有効化 に従ってすべてのニブルのインターニブル クロッキングを有効にする必要があります。