属性 |
値 |
デフォルト |
タイプ |
説明 |
---|---|---|---|---|
DATA_WIDTH |
4、8 |
8 |
10 進数 |
パラレル-シリアル コンバーターの入力幅を定義する属性です。 これは、パラレル-シリアル コンバーターによってシリアライズする必要があるデータの幅を指定します。この値は RXTX_BITSLICE/TX_BITSLICE DATA_WIDTH と一致する必要があります。 |
DELAY_FORMAT |
TIME (1) 、COUNT |
TIME |
文字列 |
DELAY_FORMAT は、TIME または COUNT に設定できます。 TIME に設定した場合、BISC 完了後 (DLY_RDY が High になる) の遅延は DELAY_VALUE (ps で指定) で指定した遅延となります。 BISC は、現在のタップサイズを決定し、要求された TIME 値 (DELAY_VALUE) を実現するために必要なタップ数を決定するため、REFCLK_FREQUENCY 属性を入力マスター クロックと共に使用します。このキャリブレーションでは、デバイスのプロセスのばらつきが考慮されます。EN_VTC が High の場合、遅延は、電圧および温度の全範囲で要求された TIME を実現するようにキャリブレーションされます。 DELAY_FORMAT を COUNT に設定した場合、DELAY_VALUE で指定した値が必要なタップ数になります。COUNT を使用する場合、EN_VTC を Low に接続する必要があります。 |
DELAY_TYPE |
FIXED、VAR_LOAD、VARIABLE |
FIXED |
文字列 |
入力遅延ラインの遅延モードです。 |
DELAY_VALUE |
0 ~ 1250
0 ~ 1100
0 ~ 511 (COUNT) |
0 |
10 進数 |
TIME モード: 目標値 (ps)。
UltraScale デバイスは最大 1.25ns の遅延をサポートし
UltraScale+ デバイスは最大 1.1ns の遅延をサポートし
COUNT モード: タップで示した目標値。 |
UPDATE_MODE |
ASYNC MANUAL SYNC |
ASYNC |
文字列 |
ASYNC: 遅延値の変更は受信データとは無関係になります。このモードはほかの 2 つのモードの機能をカバーするため、推奨される動作モードです。 SYNC: DATAIN のエッジに同期して遅延が変更されるように DATAIN が遷移する必要があります。このモードは、常に利用可能で周期的にスイッチするクロックまたはデータ信号に適しています。 MANUAL: 新しい値が有効になるには、LOAD を 2 回アサートする必要があります。新しい値を有効にするには、最初の LOAD のアサートによって、CNTVALUEIN で指定された値を読み込み、CE をアサートした状態で再び LOAD をアサートする必要があります。この属性は、遅延を更新できるため、データがアイドル状態になった場合に役立ちます。 |
INIT |
1’b1 、 1’b0 |
1’b1 |
バイナリ |
TX_BITSLICE_TRI のシリアライズされたデータ出力である O ポートの初期値を指定します。 |
OUTPUT_PHASE_90 |
TRUE または FALSE |
FALSE |
文字列 |
0° または 90° のいずれかの出力位相を選択できます。 OUTPUT_PHASE_90 = TRUE の場合、DELAY_VALUE を 0 に設定する必要があります。 |
REFCLK_FREQUENCY |
200.00 ~ 2400.00 (UltraScale) 300.00 ~ 2666.67 (UltraScale+) |
300.0 |
float 型の
|
基準クロック周波数は MHz で指定します。 基準クロックは、BITSLICE_CONTROL に接続される master_clock (PLL_CLK) です。この属性は、TIME モード遅延をキャリブレーションするために BISC で使用されます。 「 BITSLICE_CONTROL 」 セクションの ネイティブ モードでのクロッキング および ビルトイン セルフ キャリブレーション を参照してください。 タップ サイズは、REFCLK_FREQUENCY で決定しません。 タップ遅延範囲は、UltraScale デバイスのデータシート [参照 2] で T IDELAY_RESOLUTION として指定されています。REFCLK_FREQUENCY 属性は、要求された DELAY_VALUE に必要なタップ数を計算するために BISC アルゴリズムで使用されます。 |
IS_CLK_INVERTED |
1’b0 、 1’b1 |
1'b0 |
バイナリ |
CLK ピンがアクティブ High か、またはアクティブ Low かを指定します。 IS_RST_INVERTED 属性と同様ですが、CLK パス上にあります。 IS_CLK_INVERTED = 1 の場合、インバーターが使用されます。 IS_CLK_INVERTED = 0 の場合、インバーターは使用されません。 |
IS_RST_DLY_INVERTED |
1’b0 、 1’b1 |
1'b0 |
バイナリ |
リセット RST_DLY ピンが
IS_RST_INVERTED 属性と同様ですが、RST_DLY パス上にあります。 IS_RST_DLY_INVERTED = 1 の場合、インバーターが使用されます。 IS_RST_DLY_INVERTED = 0 の場合、インバーターは使用されません。 |
IS_RST_INVERTED |
1’b0 、 1’b1 |
1'b0 |
バイナリ |
リセット RST ピンがアクティブ High か、またはアクティブ Low かを指定します。 リセット パス上には選択可能なローカール インバーターがあり、これを使用してリセット入力の極性を変更できます。 IS_RST_INVERTED = 1 の場合、インバーターが使用されます。 IS_RST_INVERTED = 0 の場合、インバーターは使用されません。 |
NATIVE_ODELAY_BYPASS |
TRUE または FALSE |
FALSE |
文字列 |
UltraScale+ FPGA のみ: メモリ インターフェイス ジェネレーター (MIG) 用に予約されています。TRUE の場合、ODELAY をバイパスします。 |
SIM_DEVICE |
設定可能な値: ULTRASCALE、ULTRASCALE_PLUS、 ULTRASCALE_PLUS_ES1、 ULTRASCALE_PLUS_ES2 |
ULTRASCALE |
文字列 |
デバイス バージョンを設定します (ULTRASCALE、ULTRASCALE_PLUS、ULTRASCALE_PLUS_ES1、ULTRASCALE_PLUS_ES2) |
注記: 1. TIME モードの場合、キャリブレーション中はニブル内のビット スライスを利用できません。 詳細は、 「 バンクの概要 」 を参照してください。 |