レジスタ定義およびアドレス

UltraScale アーキテクチャ SelectIO リソース ユーザー ガイド (UG571)

Document ID
UG571
Release Date
2023-08-31
Revision
1.15 日本語

次の表では、RIU レジスタの定義に関するその他の情報を示します。設定の多くは、メモリ アプリケーション (MIG) に使用され、完全性を期すために提供されています。メモリ IP による RIU レジスタの使用法の詳細は、 『UltraScale アーキテクチャ FPGA メモリ IP LogiCORE IP 製品ガイド』 (PG150) [参照 13] を参照してください。

表: レジスタ ビットの説明 (NIBBLE_CTRL0) 表: レジスタ ビットの説明 (DFD_CTRL) に、レジスタ ビットの説明を示します。

表 2-39: レジスタ ビットの説明 (NIBBLE_CTRL0)

NIBBLE_CTRL0

ADDR: 0x00

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

1

1

アクセス

R/W

R/W

R

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15:12

予約

11

DIS_DYN_MODE_RX: RIU を使用して、ゲート遅延ダイナミック モード (MIG) を無効にするか、受信遅延ラインのアップデートを有効にします。詳細は、 『UltraScale アーキテクチャ FPGA メモリ IP LogiCORE IP 製品ガイド』 (PG150) [参照 13] を参照してください。

10

DIS_DYN_MODE_TX: RIU を使用して、出力遅延ダイナミック モード (MIG) を無効にするか、送信遅延ラインのアップデートを有効にします。

9

GT_STATUS: ストローブ/クロックに対するゲート配置をモニタリングします。

8

CLR_GATE: ストローブ/クロック ゲートのトレーニングに使用されます。ゲーティング ロジックをリセットします。

7

予約

6

RXGATE_EXTEND: DQS_BIAS のプリアンブル拡張を有効にします。

5

RX_GATE: 受信ストローブ/クロック ゲーティングを有効にします。

4

TX_GATE: 送信クロック ゲーティングを有効にします。

3

SERIAL_MODE: 1 にセットすると、サンプル クロックとしての PLL_CLK が有効になります。このモードは、SGMI などのシリアル ビットストリームのデータ サンプリングに使用されます。

初期 BISC キャリブレーションの間、BISC はこのビットを操作します。このため、属性の設定ではなく RIU レジスタ ビットを使用して SERIAL_MODE を選択する場合、DLY_RDY が High にアサートされた後、このビットを再度セットする必要があります。セットしなければ、PHY がシリアル モードで動作しなくなります。

2

INVERT_RX_CLK: IOB から RX_BITSLICE へのクロック パスを反転します。これは、読み出し DQS_IN を経由するクロック パス用です。

1

EN_NDQS:
1 にセットすると、ほかのニブルの DQS ゲーティング回路からのソース同期クロック NCLK_NIBBLE_OUT が、NQTR スレーブ遅延を通ります。
0 にセットすると、現在のニブルの DQS ゲーティング回路からのクロックが、NQTR スレーブ遅延を通ります。

0

EN_PDQS:
1 にセットすると、ほかのニブルの DQS ゲーティング回路からのソース同期クロック PCLK_NIBBLE_OUT が、PQTR スレーブ遅延を通ります。
0 にセットすると、現在のニブルの DQS ゲーティング回路からのクロックが、PQTR スレーブ遅延を通ります。

表 2-40: レジスタ ビットの説明 (NIBBLE_CTRL1)

NIBBLE_CTRL1

ADDR: 0x01

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

1

1

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15:12

予約

11:2

TX_DATA_PHASE: 設定した場合、出力データを 90° シフトします。

[11]: マスター データのビット スライス

[10]: マスター クロックのビット スライス

[9]: トライステート ビット スライス

[8:2]: TX_BITSLICE

1

RX_CLK_PHASE_N: 設定した場合、I/O からビット スライスに入力された入力クロックまたはストローブを 90° シフトします。このビットを 0 のままにすると、クロック/ストローブの位相シフトを 0° に維持します。

0

RX_CLK_PHASE_P: 設定した場合、I/O からビット スライスに入力された入力クロックまたはストローブを 90° シフトします。このビットを 0 のままにすると、クロック/ストローブの位相シフトを 0° に維持します。

表 2-41: レジスタ ビットの説明 (CALIB_CTRL)

CALIB_CTRL

ADDR: 0x02

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

アクセス

R

R/W

R/W

R

R

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15

PAUSE_RDY: VT トラッキング ステート マシンの停止を示します。

14

DIS_VTTRACK_QTR: スレーブ PQTR/NQTR 遅延の自動 VT トラッキングを有効または無効にします。

13

BSC_RESET: BISC のソフトウェア リセットです。

12

PHY_RDY: PHY キャリブレーション完了のステータスです。これは、VTC_RDY 信号に相当する RIU のレジスタ ビットです。

11

FIXDLY_RDY: 固定遅延のキャリブレーション完了のステータスです。これは、RIU の DLY_RDY 信号に相当する RIU のレジスタ ビットです。

03:10

CALIBRATE_EN: セルフ キャリブレーションを実行するために、基準クロック/PLL CLK を、受信チャネルのビットごとのデータパスに挿入します。

CALIBRATE_EN[6:0]: RX_BITSLICE ごと

CALIBRATE_EN(7): マスター

2

DIS_VTTRACK_OBIT: すべての出力遅延ラインの自動 VT トラッキングを有効または無効にします。

1

DIS_VTTRACK_IBIT: すべての入力遅延ラインの自動 VT トラッキングを有効または無効にします。

0

CALIBRATE: セルフ キャリブレーションをオン/オフします。

表 2-42: レジスタ ビットの説明 (BS_CTRL)

BS_CTRL

ADDR: 0x05

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R

R/W

R/W

R

R

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15:9

IFIFO_BYPASS: 選択されたビット スライスの FIFO をバイパスし、データをインターコネクト ロジックに直接渡します(1 = バイパス、0 = FIFO を使用)。サポートを終了します。

8

MON_RESET: モニター DLL をリセットします (アクティブ High)。

7

BS_RESET_TRI: トライステート ビット スライスをリセットします (アクティブ High)。TX_OUTPUT_PHASE_90 を使用している場合は、BS_RESET が実行されているときに TBYTE_IN が必ず 0x0 に設定される必要があります。

6:0

BS_RESET: 選択されたビット スライスをリセットします (アクティブ High)。TX_OUTPUT_PHASE_90 を使用している場合は、BS_RESET が実行されているときに TBYTE_IN が必ず 0x0 に設定される必要があります。

表 2-43: レジスタ ビットの説明 (IODELAY_INC_BCAST_CTRL)

IODELAY_INC_BCAST_CTRL

ADDR: 0x06

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15

予約

9

BCAST_SEL: 入力または出力遅延ラインをブロードキャストします (1 = 入力遅延、0 = 出力遅延)。

8

BCAST_INC: INC または DEC をブロードキャストします (1 = INC、0 = DEC)。

7

BCAST_EN: 遅延ライン [0:6] に対する遅延の微調整の有効化をブロードキャストします (1 = 有効、0 = 無効)。

6:0

BCAST_MASK_IDLY[0:6]: 選択された遅延ラインへの INC/DEC のブロードキャストを無効にします (1 = 無効、0 = 有効)。

注記: BISC は、セルフ キャリブレーション時に遅延を連続的にインクリメントまたはデクリメントするため、入力遅延ラインへ書き込む場合は注意してください。

表 2-44: レジスタ ビットの説明 (PQTR)

PQTR

ADDR: 0x07

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

1

1

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15

INC: インクリメント。 表: RIU の遅延調整 (PQTR、NQTR、MON) を参照してください。

14

DEC: デクリメント。 表: RIU の遅延調整 (PQTR、NQTR、MON) を参照してください。

13

CRSE: 表: RIU の遅延調整 (PQTR、NQTR、MON) を参照してください。8 タップの粗遅延インクリメント/デクリメント。PQTR 遅延調整に使用した場合、キャプチャ クロックにグリッチが生じる可能性があります。BS_RESET (ADDR=0x05) を発行して、粗調整後にアライメントを修正します。

12:9

予約

8:0

PQTR: P 側の 0 ~ 511 タップの 4 分の 1 遅延。

表 2-45: レジスタ ビットの説明 (NQTR)

NQTR

ADDR: 0x08

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

1

1

アクセス

W

W

W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15

INC: インクリメント。 表: RIU の遅延調整 (PQTR、NQTR、MON) を参照してください。

14

DEC: デクリメント。 表: RIU の遅延調整 (PQTR、NQTR、MON) を参照してください。

13

CRSE: 表: RIU の遅延調整 (PQTR、NQTR、MON) を参照してください。8 タップの粗遅延インクリメント/デクリメント。PQTR 遅延調整に使用した場合、キャプチャ クロックにグリッチが生じる可能性があります。BS_RESET (ADDR=0x05) を発行して、粗調整後にアライメントを修正します。

12:9

予約

8:0

NQTR: N 側の 0 ~ 511 タップの 4 分の 1 遅延。

表 2-46: レジスタ ビットの説明 (MON)

MON

ADDR: 0x09

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

W

W

W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15

INC: インクリメント。 表: RIU の遅延調整 (PQTR、NQTR、MON) を参照してください。

14

DEC: デクリメント。 表: RIU の遅延調整 (PQTR、NQTR、MON) を参照してください。

13

CRSE: 表: RIU の遅延調整 (PQTR、NQTR、MON) を参照してください。

12:10

予約

9:0

MON: 0 ~ 1023 タップの遅延をモニタリングします。

表 2-47: RIU の遅延調整 (PQTR、NQTR、MON)

INC

DEC

CRSE

RIU の動作

0

0

X

RIU_WR_DATA[8:0] を遅延に読み込みます。

1

1

X

RIU_WR_DATA[8:0] を遅延に読み込みます。

0

1

0

遅延を 1 タップずつデクリメントします。

0

1

1

遅延を 8 タップずつデクリメントします。

1

0

0

遅延を 1 タップずつインクリメントします。

1

0

1

遅延を 8 タップずつインクリメントします。

表 2-48: レジスタ ビットの説明 (ODELAYxx)

ODELAYxx

ADDR: 0x0A ~ 0x11 (1)

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

W

W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15

INC: インクリメント遅延。 表: RIU の遅延調整 (IDELAY、ODELAY) を参照してください。

14

DEC: デクリメント遅延。 表: RIU の遅延調整 (IDELAY、ODELAY) を参照してください。

13:9

予約

8:0

出力遅延ライン: 0 ~ 511 のタップ値。書き込みデータ ビットの遅延の微調整。ビットごとのスキュー調整または DDR ライト レベリングに使用できます。

注記:

1. ADDR: 0x0A は、ニブルの TX_BITSLICE_TRI の出力遅延です。ADDR: 0X0B ~ 0x11 は、ニブルの TX_BITSLICE の出力遅延です。

表 2-49: レジスタ ビットの説明 (IDELAYxx)

IDELAYxx

ADDR: 0x12 ~ 0x18

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

W

W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15

INC: インクリメント遅延。 表: RIU の遅延調整 (IDELAY、ODELAY) を参照してください。

14

DEC: デクリメント遅延。 表: RIU の遅延調整 (IDELAY、ODELAY) を参照してください。

13

予約

12:9

RX_DCC: 入力遅延ラインのデューティ サイクルの補正です。

8:0

入力遅延ライン: 0 ~ 511 のタップ値。読み出しデータ ビットの遅延の微調整。ビットごとのスキュー調整およびサンプル クロックに対する各データ ビットの配置に使用できます。

表 2-50: RIU の遅延調整 (IDELAY、ODELAY)

INC

DEC

RIU の動作

0

0

RIU_WR_DATA[8:0] を遅延に読み込みます。

0

1

遅延を 1 タップずつデクリメントします。

1

0

遅延を 1 タップずつインクリメントします。

1

1

RIU_WR_DATA[8:0] を遅延に読み込みます。

表 2-51: レジスタ ビットの説明 (PQTR_ALIGN、NQTR_ALIGN、MON_ALIGN、IODELAY_ALIGN)

*_ALIGN

ADDR: 0x19 ~ 0x22

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

17:7

6:0

_ALIGN: キャリブレーション後の調整値を格納します。初期キャリブレーションの間 (SELF_CALIBRATE を ENABLE に設定した場合)、BISC は、データ遅延とサンプル クロック/ストローブ遅延が一致するようにこのレジスタをプログラムします。

表 2-52: レジスタ ビットの説明 (PQTR_RATIO、NQTR_RATIO、IODELAY_RATIO)

*_RATIO

ADDR: 0x23 ~ 0x2B

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15:0

_RATIO: キャリブレーション後の比の値を格納します。BISTSLICE_CONTROL の EN_VTC が High にアサートされると BISC が使用します。BISC は、電圧と温度の補正に使用する基準を計算します。

表 2-53: レジスタ ビットの説明 (WL_DLY_RNK)

WL_DLY_RNK

ADDR: 0x2C ~ 0x2F

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15:14

予約

13

WL_TRAIN: 1 にセットすると、ビット スライスをライト レベリング モードにします。データ ビットをトライステートにすると同時に、ストローブ/クロック ビットで出力バッファーを駆動することを可能にします。このビットは、アドレス 0x2C にのみ現れ、0x2D、0x2E、および 0x2F レジスタにはありません。

12:9

WL_DLY_CRSE: クロックに対する書き込みデータ/ストローブ/クロックの遅延の粗調整 (1/2 の PLL_CLK 周期)。

8:0

WL_DLY_FINE: クロックに対する書き込みデータ/ストローブ/クロックの遅延の微調整。

表 2-54: レジスタ ビットの説明 (RL_DLY_RNK) (1)

RL_DLY_RNK

ADDR: 0x30 ~ 0x33

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15:13

予約

12:9

RL_DLY_CRSE: 読み出しストローブ/クロック ゲートの遅延の粗調整 ( 1 / 2 の PLL_CLK 周期)。

8:0

RL_DLY_FINE: 読み出しストローブ/クロック ゲートの遅延の微調整。

注記:

1. メモリ インターフェイス ジェネレーター (MIG) 用に予約されています。RL_DLY_RNK を使用するメモリ デザインでは、PLL クロック ソース (BITSLICE_CONTROL に接続される PLL の CLKIN) および RIU_CLK (BITSLICE_CONTROL) は、非同期転送が損なわれないように位相シフトが同一の同じ MMCM から供給する必要があります。

表 2-55: レジスタ ビットの説明 (RD_IDLE_COUNT)

RD_IDLE_COUNT

ADDR: 0x34

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15:6

予約

5:0

PHY_RDEN をディアサートしてから IOB 内の ODT 終端をオフにするまでのクロックの数 (PLL_CLK/DATA_WIDTH の周波数) です。

表 2-56: レジスタ ビットの説明 (RL_DLY_RATIO)

RL_DLY_RATIO

ADDR: 0x35

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15:0

RL_DLY_RATIO: キャリブレーション後の比の値を格納します。BISC がストローブ/クロック ゲーティングおよび VT トラッキングに使用します。

表 2-57: レジスタ ビットの説明 (RL_DLY_QTR)

RL_DLY_QTR

ADDR: 0x36

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15:9

予約

8:0

RL_DLY_QTR: 0 ~ 511 タップの微細な遅延を設定します。DQS/クロックに対する 90° の遅延を指定します。DQS ゲーティングおよび VT トラッキングに使用されます。

表 2-58: レジスタ ビットの説明 (DBG_WR_STATUS)

DBG_WR_STATUS

ADDR: 0x37

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

15:0

DBG_WR_STATUS: 書き込みのデバッグ ステータス。

表 2-59: レジスタ ビットの説明 (DBG_RW_INDEX)

DBG_RW_INDEX

ADDR: 0x38

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

R/W

15:8

DBG_WR_INDEX: デバッグ ステータス書き込み用のマルチプレクサー選択アドレス。

0x00: 書き込みなし。

0x01–0x7F: BISC にステータスを書き込み。

0x80–0xFF: その他のモジュールにステータスを書き込み。

7:0

DBG_RD_INDEX: デバッグ ステータス読み出し用のマルチプレクサー選択アドレス。

0x00–0x7F: BISC からステータスを読み出し。

0x80–0xFF: その他のモジュールからステータスを読み出し。

表 2-60: レジスタ ビットの説明 (DBG_RD_STATUS)

DBG_RD_STATUS

ADDR: 0x39

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

アクセス

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

R

15:0

DBG_RD_STATUS: 読み出しのデバッグ ステータス。

表 2-61: レジスタ ビットの説明 (DFD_CTRL)

DFD_CTRL

ADDR: 0x3A

ビット

15

14

13

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

デフォルト

0

アクセス

R/W

15:1

予約

0

DBG_CT_START_EN: DFD デバッグ カウンター開始。

注記:

1. アドレスのデコード、および 0x3B から 0x3F のアドレスに対応するレジスタはありません。

表 2-62: RIU のレジスタおよび対応する属性

属性

レジスタ

デフォルト

説明

位置

ビット

EN_OTHER_PCLK

NIBBLE_CTRL0

FALSE

1 にセットすると、ほかのニブルのストローブ/クロック ゲーティング回路からのソース同期クロックが、PQTR スレーブ遅延を通ります。

0 にセットすると、現在のニブルのストローブ/クロック ゲーティング回路からのクロックが、PQTR スレーブ遅延を通ります。

0

EN_PDQS

EN_OTHER_NCLK

NIBBLE_CTRL0

FALSE

1 にセットすると、ほかのニブルのストローブ/クロック ゲーティング回路からのソース同期クロックが、NQTR スレーブ遅延を通ります。

0 にセットすると、現在のニブルのストローブ/クロック ゲーティング回路からのクロックが、NQTR スレーブ遅延を通ります。

1

EN_NDQS

INV_RXCLK

NIBBLE_CTRL0

FALSE

IOB から RX_BITSLICE へのクロック パスを逆にします。

2

INVERT_RX_CLK

SERIAL_MODE

NIBBLE_CTRL0

FALSE

1 にセットすると、ビット スライスの読み出しパスを SERIAL_MODE にします。このモードは、SGMII などのシリアル データ ストリームのサンプリングに使用されます。

SERIAL_MODE = 1 (NIBBLE_CTRL0、ビット 3) に設定してシリアル モードを選択した場合、DLY_RDY = 1 の後に SERIAL_MODE の設定を再度指定する必要があります。DLY_RDY がアサートされると、SERIAL_MODE の設定はプログラムされた設定に戻ります。

3

SERIAL_MODE

TX_GATING

NIBBLE_CTRL0

FALSE

書き込みクロック パスのクロック ゲーティングを無効にします。

4

TX_GATE

RX_GATING

NIBBLE_CTRL0

FALSE

読み出しクロック パスのクロック ゲーティングを無効にします。

5

RX_GATE

RXGATE_EXTEND

NIBBLE_CTRL0

FALSE

BQS バイアスのイネーブル。

6

RXGATE_EXTEND

RX_CLK_PHASE_P

NIBBLE_CTRL1

SHIFT_0

90° の位相シフトを受信クロックに適用します。

0

RX_CLK_PHASE_P

RX_CLK_PHASE_N

NIBBLE_CTRL1

SHIFT_0

90° の位相シフトを受信クロックに適用します。

1

RX_CLK_PHASE_N

TX_OUTPUT_PHASE_90

NIBBLE_CTRL1

FALSE

TRUE に設定すると、トランスミッターごとの遅延出力を 90° 位相シフトします。

02:11

TX_DATA_PHASE

SELF_CALIBRATE

CALIB_CTRL

ENABLE

セルフ キャリブレーション (BISC) をオン/オフします。

0

CALIBRATE

IDLY_VT_TRACK

CALIB_CTRL

TRUE

入力遅延ラインの VT トラッキングを有効にします。

1

DIS_VTTRACK_IBIT

ODLY_VT_TRACK

CALIB_CTRL

TRUE

出力遅延ラインの VT トラッキングを有効にします。

2

DIS_VTTRACK_OBIT