OBUFDS_DPHY

UltraScale アーキテクチャ SelectIO リソース ユーザー ガイド (UG571)

Document ID
UG571
Release Date
2023-08-31
Revision
1.15 日本語

差動出力バッファー プリミティブ (OBUFDS_DPHY) は、Virtex UltraScale+、Kintex UltraScale+、Artix UltraScale+、および Zynq UltraScale+ デバイスの HP I/O バンクでのみサポートされています ( この図 )。 この UltraScale アーキテクチャに特有のプリミティブは、MIPI D-PHY トランスミッターのインプリメンテーション用です。HSTX_T ポートは、MIPI D-PHY 高速 (HS) トランスミッターのトライステート制御に使用します。LPTX_T ポートは、低電力 (LP) トランスミッターのトライステート制御に使用します。HSTX_I および LPTX_I(_P/_N) はそれぞれ、インターコネクト ロジックから HS および LP トランスミッターへの入力です。このプリミティブは、IOSTANDARD 属性の値として MIPI_DPHY_DCI をサポートする唯一のプリミティブです。

図 1-45: 差動出力バッファー プリミティブ (OBUFDS_DPHY)

X-Ref Target - Figure 1-45

X16105-diff-output-buffer-primitive-obufds_dphy.jpg