IDELAYE3 の属性

UltraScale アーキテクチャ SelectIO リソース ユーザー ガイド (UG571)

Document ID
UG571
Release Date
2023-08-31
Revision
1.15 日本語

表: IDELAYE3 の属性 に IDELAYE3 の属性を示します。

表 2-12: IDELAYE3 の属性

属性

設定可能な値

デフォルト

タイプ

説明

DELAY_SRC

DATAIN IDATAIN

IDATAIN

文字列

詳細は、 DELAY_SRC 属性 を参照してください。

CASCADE

NONE

MASTER

SLAVE_MIDDLE

SLAVE_END

NONE

文字列

詳細は、 CASCADE 属性 を参照してください。

DELAY_TYPE

FIXED VAR_LOAD VARIABLE

FIXED

文字列

DELAY_TYPE 属性は、使用する遅延のタイプを設定する場合に使用します。FIXED、VARIABLE または VAR_LOAD に設定できます。詳細は、 DELAY_TYPE 属性 を参照してください。

DELAY_VALUE

0 ~ 1250
(TIME、UltraScale の場合)

0 ~ 1100
(TIME、UltraScale+ の場合)

0 ~ 511 (COUNT)

0

10 進数

TIME モード: 目標値 (ps)。

UltraScale デバイスは最大 1.25ns の遅延をサポートします。

UltraScale+ デバイスは最大 1.1ns の遅延をサポートします。

COUNT モード: タップで示した目標値。

詳細は、 DELAY_VALUE 属性 を参照してください。

REFCLK_FREQUENCY

200.00 ~ 800.00
(UltraScale IDELAYCTRL)

300.00 ~ 800.00
(UltraScale+ IDELAYCTRL)

200.00 ~ 2400.00
(UltraScale BITSLICE_CONTROL)

300.00 ~ 2666.67
(UltraScale+ BITSLICE_CONTROL)

300.0

float 型の
有効数字 1 桁

REFCLK_FREQUENCY 属性は、IDELAYCTRL の基準クロックの周波数を MHz 単位で指定します。この属性は、DELAY_FORMAT が COUNT に設定されている (属性はデフォルト値のままにできる) 場合を除き、IDELAYCTRL コンポーネントに適用されるクロック周波数にする必要があります。

DELAY_FORMAT

TIME (1)

COUNT

TIME

文字列

TIME に設定されている場合の遅延は、DELAY_VALUE (ピコ秒) に Align_Delay が加えられた値です。IDELAYCTRL コンポーネントで適用される REFCLK_FREQUENCY を使用してキャリブレーションされます。

COUNT に設定した場合、初期タップ設定は、DELAY_VALUE で指定したタップ数になります。

タップは PVT の影響を受けて変動するため、遅延値は一定になりません。

詳細は、 DELAY_FORMAT 属性 を参照してください。

UPDATE_MODE

ASYNC

SYNC

MANUAL

ASYNC

文字列

詳細は、 UPDATE_MODE 属性 を参照してください。

SIM_DEVICE

ULTRASCALE、ULTRASCALE_PLUS、ULTRASCALE_PLUS_ES1、ULTRASCALE_PLUS_ES2

ULTRA
SCALE

文字列

デバイス バージョンを設定します (ULTRASCALE、ULTRASCALE_PLUS、ULTRASCALE_PLUS_ES1、ULTRASCALE_PLUS_ES2)

注記:

1. TIME モードの場合、キャリブレーション中はニブル内のビット スライスを利用できません。 詳細は、 バンクの概要 を参照してください。