レシーバー オフセット制御 (OFFSET_CNTRL) 機能は、特定の I/O 規格のレシーバーにオフセット キャンセレーションを適用し、プロセスによるオフセットのばらつきを解消できます。
OFFSET_CNTRL 属性で設定可能な値は次のとおりです。
• CNTRL_NONE (デフォルト)
• FABRIC
注記: OFFSET_CNTRL = MEM_CTRL は有効な設定ではありません。
OFFSET_CNTRL 属性は、XDC ファイルで次のような構文を使用します。
set_property OFFSET_CNTRL value [get_ports port_name ]
I/O バンクでオフセット キャンセレーション機能を有効にするには、OFFSET_CNTRL を FABRIC に設定する必要があります。 オフセット キャンセレーションの制御は、IBUFE3、IBUFDSE3、IOBUFE3、または IOBUFDSE3 プリミティブを使用して可能です。