LVCMOS

UltraScale アーキテクチャ SelectIO リソース ユーザー ガイド (UG571)

Document ID
UG571
Release Date
2023-08-31
Revision
1.15 日本語
表 1-18: 使用可能な I/O バンクのタイプ

HR

HP

LVCMOS (Low voltage CMOS) は幅広く使用されており、CMOS トランジスタにインプリメントされているスイッチ規格です。この規格は、JESD8-12A.01、JESD8-11A.01、JESD8-7A、JESD8-5A.01、および JESD8C.01 で定義されています [参照 7] 。UltraScale デバイスでサポートされている LVCMOS 規格は、LVCMOS12、LVCMOS15、LVCMOS18、LVCMOS25、および LVCMOS33 です。

この図 および この図 に、単方向および双方向の LVCMOS 終端テクニックを使用した回路の例をそれぞれ示します。これらの 2 つの回路図は、ソースの直列終端および並列終端トポロジの例を示しています。

この図 に、単方向の終端トポロジを示します。

図 1-49: LVCMOS 単方向終端

X-Ref Target - Figure 1-49

X16109-lvcmos-uni-term.jpg

この図 に、双方向の並列終端トポロジを示します。

図 1-50: LVCMOS 双方向終端

X-Ref Target - Figure 1-50

X16110-lvcmos-bidi-term.jpg

表: LVCMOS33 および LVCMOS25 I/O 規格で使用可能な属性 に、LVCMOS33 および LVCMOS25 I/O 規格に適用できる属性を示します。これらの規格は HR I/O バンクでのみ使用可能です。 表: LVCMOS33 および LVCMOS25 I/O 規格で使用可能な属性 に示すプリミティブから派生するプリミティブ (たとえば、*_DIFF_OUT、*_DCIEN、*_IBUFDISABLE、または *_INTERMDISABLE) に対してサポートされます。サポートされるすべての派生プリミティブについては、 SelectIO インターフェイス プリミティブ を参照してください。

表 1-19: LVCMOS33 および LVCMOS25 I/O 規格で使用可能な属性

属性

プリミティブ

IBUF

OBUF/OBUFT/IOBUF

許容値

デフォルト

IOSTANDARD

LVCMOS33、LVCMOS25

LVCMOS33、LVCMOS25

DRIVE

N/A

4、8、12、または 16

12

SLEW

N/A

FAST または SLOW

SLOW

表: LVCMOS18 I/O 規格で使用可能な属性 に、LVCMOS18 I/O 規格に適用できる属性を示します。この規格は HR および HP I/O バンクの両方で使用可能です。MOBILE DDR アプリケーションの場合、LVCMOS18 I/O 規格は 8mA 非終端ドライブと組み合わせて使用します。 表: LVCMOS18 I/O 規格で使用可能な属性 に示すプリミティブから派生するプリミティブ (たとえば、*_DIFF_OUT、*_DCIEN、*_IBUFDISABLE、または *_INTERMDISABLE) に対してサポートされます。サポートされるすべての派生プリミティブについては、 SelectIO インターフェイス プリミティブ を参照してください。

表 1-20: LVCMOS18 I/O 規格で使用可能な属性

属性

プリミティブ

IBUF

OBUF/OBUFT/IOBUF

HP I/O バンク

HR I/O バンク

許容値

デフォルト

許容値

デフォルト

IOSTANDARD

LVCMOS18

LVCMOS18

LVCMOS18

DRIVE

N/A

2、4、6、8、12

12

4、8、12、16

12

SLEW

N/A

FAST、MEDIUM、SLOW

SLOW

FAST、SLOW

SLOW

表: LVCMOS15 I/O 規格で使用可能な属性 に、LVCMOS15 I/O 規格に適用できる属性を示します。この規格は HR および HP I/O バンクの両方で使用可能です。 表: LVCMOS15 I/O 規格で使用可能な属性 に示すプリミティブから派生するプリミティブ (たとえば、*_DIFF_OUT、*_DCIEN、*_IBUFDISABLE、または *_INTERMDISABLE) に対してサポートされます。サポートされるすべての派生プリミティブについては、 SelectIO インターフェイス プリミティブ を参照してください。

表 1-21: LVCMOS15 I/O 規格で使用可能な属性

属性

プリミティブ

IBUF

OBUF/OBUFT/IOBUF

HP I/O バンク

HR I/O バンク

許容値

デフォルト

許容値

デフォルト

IOSTANDARD

LVCMOS15

LVCMOS15

LVCMOS15

DRIVE

N/A

2、4、6、8、12

12

4、8、12、16

12

SLEW

N/A

FAST、MEDIUM、SLOW

SLOW

FAST、SLOW

SLOW

表: LVCMOS12 I/O 規格で使用可能な属性 に、LVCMOS12 I/O 規格に適用できる属性を示します。この規格は HR および HP I/O バンクの両方で使用可能です。 表: LVCMOS12 I/O 規格で使用可能な属性 に示すプリミティブから派生するプリミティブ (たとえば、*_DIFF_OUT、*_DCIEN、*_IBUFDISABLE、または *_INTERMDISABLE) に対してサポートされます。サポートされるすべての派生プリミティブについては、 SelectIO インターフェイス プリミティブ を参照してください。

表 1-22: LVCMOS12 I/O 規格で使用可能な属性

属性

プリミティブ

IBUF

OBUF/OBUFT/IOBUF

HP I/O バンク

HR I/O バンク

許容値

デフォルト

許容値

デフォルト

IOSTANDARD

LVCMOS12

LVCMOS12

LVCMOS12

DRIVE

N/A

2、4、6、8

12 (1)

4、8、12

12

SLEW

N/A

FAST、MEDIUM、SLOW

SLOW

FAST、SLOW

SLOW

注記:

1. Vivado Design Suite で実行する前に、RTL ファイルまたは XDC ファイルの駆動設定を、デフォルト設定から許容値のいずれかに変更します。