必要な周波数の計算

UltraScale アーキテクチャ SelectIO リソース ユーザー ガイド (UG571)

Document ID
UG571
Release Date
2023-08-31
Revision
1.15 日本語

例 1

1250Mb/s で動作するソース同期の DDR インターフェイス (データとクロック)。

° 転送クロックを受信するビット スライスの場合、RX_DATA_TYPE = DATA_AND_CLOCK

1250Mb/s で 625MHz の転送クロックとなる。

° このクロックを使用してデータ ビットをキャプチャする。連続するクロックを PLL クロック入力としてオプションで使用できる。

BITSLICE_CONTROL には、受信信号のデータ レートに相当する PLL_CLK の 1 クロックが必要。

° PLL は 1250MHz クロックを BITSLICE_CONTROL に供給する必要がある。

8 ビットで使用されるレシーバーには This Equation に示す FIFO_RD_CLK が必要。

式 2-5 転送クロック/4 = 156.25MHz

4 ビットで使用されるレシーバーには This Equation に示す FIFO_RD_CLK が必要。

式 2-6 転送クロック/2 = 312.5MHz

例 2

1250Mb/s で動作する非同期インターフェイス (データ専用)。

° RX_DATA_TYPE = SERIAL

PLL または MMCM がクロックを供給する必要がある。

1250Mb/s データをサンプリングするために、625MHz の DDR クロックが必要。

° PLL/MMCM は 625MHz クロックを BITSLICE_CONTROL に供給する必要がある。

8 ビットで使用されるレシーバーには This Equation に示す FIFO_RD_CLK が必要。

式 2-7 DDR (PLL/MMCM) クロック/4 = 156.25MHz

4 ビットで使用されるレシーバーには This Equation に示す FIFO_RD_CLK が必要。

式 2-8 DDR (PLL/MMCM) クロック/2 = 312.5MHz