IOBUFDS_DIFF_OUT_INTERMDISABLE

UltraScale アーキテクチャ SelectIO リソース ユーザー ガイド (UG571)

Document ID
UG571
Release Date
2023-08-31
Revision
1.15 日本語

この図 に示す IOBUFDS_DIFF_OUT_INTERMDISABLE プリミティブは、HR I/O バンクでのみ使用可能です。このプリミティブは、オプションでオンダイ レシーバー終端を無効にする際に使用する INTERMDISABLE ポートを備えています。この機能の詳細は、 I/O バンクにおけるキャリブレーションなしの終端 を参照してください。このような、UltraScale アーキテクチャ特定のプリミティブ動作となるように、TM および TS をインターコネクト ロジックからの同じ入力 (T) に接続する必要があります。

図 1-39: 相補出力、入力バッファー ディスエーブル、およびオンダイ入力終端ディスエーブルを備えた
差動双方向バッファー (IOBUFDS_DIFF_OUT_INTERMDISABLE)

X-Ref Target - Figure 1-39

X16099-diff-bidi-buffer-w-comp-outputs-input-buffer-disable-and-on-die-input-term-disable-iobufds_diff_out_intermdisable.jpg

I/O がオンダイ レシーバー終端機能を使用している場合は、INTERMDISABLE 信号が High にアサートされ出力バッファーがトライステート状態になると常に、このプリミティブが終端の各側を無効にします。出力バッファーがトライステート状態になると (T = High)、オンダイ レシーバー終端は INTERMDISABLE によって制御されます。出力バッファーがトライステート状態にならない場合は (T = Low)、入力バッファーとオンダイ レシーバー終端が無効になり、内部ロジックへの O 出力を強制的にロジック Low へ遷移させます。

ヒント: UltraScale アーキテクチャのこのプリミティブでは、IBUFDISABLE 機能はサポートされていません。