IBUFDS_INTERMDISABLE

UltraScale アーキテクチャ SelectIO リソース ユーザー ガイド (UG571)

Document ID
UG571
Release Date
2023-08-31
Revision
1.15 日本語

この図 に示す IBUFDS_INTERMDISABLE プリミティブは HR I/O バンクで利用でき、入力バッファーが使用されていない場合はそのバッファーを無効にできる IBUFDISABLE ポートを備えているという点で、IBUFDS_IBUFDISABLE プリミティブと類似しています。その他、オプションでキャリブレーションなしの分割終端機能を無効にする際に使用する INTERMDISABLE があります。詳細は、 I/O バンクにおけるキャリブレーションなしの終端 を参照してください。

図 1-27: 入力バッファー ディスエーブルおよびオンダイ入力終端ディスエーブルを備えた差動入力バッファー (IBUFDS_INTERMDISABLE)

X-Ref Target - Figure 1-27

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IBUFDS_INTERMDISABLE プリミティブは、IBUFDISABLE が High にアサートされると、入力バッファーを無効にして O 出力を強制的にロジック Low へ遷移させることが可能です。このような、UltraScale アーキテクチャ特定のプリミティブ動作となるように、USE_IBUFDISABLE 属性を TRUE に設定し、IBUFDISABLE ポートを制御し、SIM_DEVICE 属性を ULTRASCALE に設定する必要があります。I/O がオプションのオンダイ レシーバー終端機能を使用している場合は、INTERMDISABLE 信号が High にアサートされると常に、このプリミティブが終端の各側を無効にします。これらの両方の機能を組み合わせて使用することで、入力がアイドル状態のときに消費電力を抑えることができます。