旧世代との違い

UltraScale および UltraScale+ FPGA パッケージおよびピン配置ユーザー ガイド (UG575)

Document ID
UG575
Release Date
2023-05-10
Revision
1.19 日本語

UltraScale アーキテクチャ FPGA のパッケージおよびピン配置は、7 シリーズ デバイスを含む従来の世代と異なります。具体的な違いは次のとおりです。

すべてのパッケージは有機積層基板上に構成されます。

フリップチップはんだバンプを含むパッケージおよびダイ コンポーネントの多くは、鉛フリーです。FLGx デバイスのバンプには鉛が含まれます。

パッケージ名には 1 文字の英字識別子の後、パッケージに含まれる正確なピン数が示されています。

VCCAUX_IO ピンはバンク グループに分割されません。VCCAUX_IO はボード レベルで VCCAUX に接続する必要があります。

VCCINT_IO 電源ピンの追加によって、内部ロジックは I/O ロジックから分離されます。VCCINT_IO はボード レベルで VCCINT に接続する必要があります。

GT クワッド/デュアルの各カラムそれぞれに対して、ギガビット シリアル トランシーバー (GT) の電源ピンがあります。

標準 I/O バンクには合計 52 本の SelectIO ™ ピンがあり、オプションで最大 24 組の差動ペアとして構成できます。

各バンクには 1 本の専用 VREF ピンがあります。これらはユーザー I/O としては使用できません。

バンクあたり 4 組 (26 ピンのバンクあたり 2 組) の差動クロック ピン ペアが、シングル タイプのグローバル クロック (GC) 入力を構成します。

I/O バンクあたり 4 つ (26 ピンのバンクあたり 2 つ) のメモリ バイト グループが、それぞれ上部および下部のメモリ バイト グループに分割されています。

すべてのコンフィギュレーション ピンはバンク 0 とバンク 65 にあります。

POR_OVERRIDE ピンは、デフォルトのパワーオン リセット遅延を無効にするために使用されます。 表: ピンの説明 を参照してください。