デザインをハードウェアの Arm® プロセッサで実行し、実行時にトレース データを収集するには、ザイリンクス ランタイム (XRT) およびザイリンクス ソフトウェア デバッガー (XSDB) の 2 つの方法があります。XRT は Linux プラットフォームでサポートされており、XSDB はベアメタル プラットフォームと Linux プラットフォームの両方でサポートされています。次の表に、これらのフローでサポートされる機能を示します。
ベアメタル | PetaLinux | トレース ストリームあたりの帯域幅 (ビット数/s) | 使いやすさ | |
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XSDB | 〇 | 〇 | PL クロック レート * W (W = 32、64、または 128) | このフローでは、手動で環境を設定し、スクリプトを読み込み、イベント トレース フローを実行する必要があります。詳細は、この後の XSDB セクションを参照してください。 |
XRT | × | 〇 | PL クロック レート * W (W = 32、64、または 128) | このフローでは、イベント トレースを xrt.ini ファイルで設定できるので、XSDB フローよりも簡単です。 |
注記: この表は PLIO のデータ転送を示しています。プラットフォームのデフォルト クロックが PL でのトレース ストリームの接続に使用されます。