AI エンジンのマッパーとルーターは、デザイン ルール チェック (DRC) のリストのコンフィギュレーションをサポートします。次に示す DRC コマンドは、コンフィギュレーション ファイルのヘッダー (たとえば [AIE]
) 外に入力する必要があります。
- drc.disable
-
指定した ID の DRC ルールチェックをディスエーブルにします。ディスエーブルにされたチェックは実行されません。
drc.disable=AIE-ROUTER-3
- drc.enable
-
指定された ID のディスエーブルだった DRC ルールチェックをイネーブルにします。
drc.enable=AIE-ROUTER-3
- drc.severity
-
DRC ルール チェックの重要度を変更します。この引数のフォーマットは
<ID>:<severity>[:context]
です。説明:
- <ID> は、ツールでレポートされる DRC メッセージで確認できる DRC ルール ID です。
- <severity> は、指定した ID に割り当てる新しい重要度を表します。
- [context]
drc.severity=AIE-ROUTER-3:warning
- drc.waive
-
指定した ID のデザイン ルール チェックを除外設定にします。除外設定のチェック自体は実行されますが、このマークが付いている場合は、何らかの理由でこの特定のチェックを気にしないということです。
drc.waive=AIE-ROUTER-3