[AI Engine Pipeline] ビューでは、命令パイプラインの詳細を確認できます。[AI Engine Pipeline] ビューでコアの内容を表示する手順は、次のとおりです。
- Component Explorer で、AI エンジン コンポーネントを右クリックし、Settings フォルダーを展開します。
- launch.json をクリックして、Launch Configurations ビューを開きます。
-
Launch
Configurations ビューで、AI エンジン
AIESIM
起動設定を開くか作成します。作成するには、ツールバー メニューの + コマンドをクリックします。
- Enable Pipeline View チェック ボックスをオンにし、機能を有効にします。
AI エンジン シミュレータ (AIESIM
) を実行すると、次の図のような [Pipeline] ビューが表示されます。
[Pipeline] ビューでは、プログラム カウンターが縦に、カーネル サイクル カウントが横に表示されます。ID は命令デコード、E1~E7 は実行ステージを示します。非線形演算に加え、スカラー ユニットでのほぼすべての演算は、パイプラインの E1 段でスケジューリングされます。ベクター ユニットのスケジューリングは、ID 段から E6 段にまたがります。アドレス生成ユニット (AGU) は、2 パイプライン段にまたがります。アドレスは、パイプラインの E2 段で使用可能になります。ロード ユニットでは、E7 段でデータがメモリ モジュールからの AI エンジンで使用可能になります。ストア ユニットでは、命令のタイプによって、E5 または E6 段でデータ AI エンジン からメモリ モジュールに送信されます。