デザイン ガイダンスを表示すると、デザイン パフォーマンスを評価し、パフォーマンスの調整が推奨されるデザイン エリアを特定するのに役立ちます。Vitis IDE でデザイン ガイダンスを表示するには、次の手順に従います。
- 次のコマンドを使用して、実行サマリ ファイル
xrt.run_summary
を開きます。vitis -a xrt.run_summary
- IDE の [Summary] ビューで Run Guidance をクリックし、ガイダンス情報を表示します。
- Run Guidance に、推奨される定義済みしきい値と、デザインからの実際の結果が示されます。
- ガイダンス名をクリックすると、ガイダンス ルールの詳細が表示されます。たとえば、AIE_MEMORY_CONFLICTS には
The rule checks the amount of memory conflicts for AI Engine tiles
の説明があります。 - 定義済みの値は、青色で表示されている定義値をクリックして変更できます。これにより、デザインのガイダンス ビューでルールを除外できます。
- ガイダンス ルールのパーセント値をクリックすると、デザインの Profile Summary が開きます。
- ハイライトされているハイパーリンクをクリックすると、次の図に示すように解決策が表示され、デザイン パフォーマンスを向上させるのに役立ちます。