デバッグ オプション - 2023.2 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: アプリケーション アクセラレーション開発 (UG1393)

Document ID
UG1393
Release Date
2023-12-13
Version
2023.2 日本語

syn.debug コマンドは、HLS コンポーネントのデバッグをイネーブルにし、デバッグ出力を書き込む場所を指定します。

syn.debug.enable
デバッグ ファイルの生成をイネーブルにします。イネーブルにしない場合、HLS コンポーネントはコンパイル時に最適化されますが、デバッグはサポートされません。
syn.debug.enable=1
ヒント: このオプションは、v++ -c -g オプションと関連しており、アプリケーション レベルでデバッグが必要な場合は、HLS コンポーネントで手動でイネーブルにする必要があります。
syn.debug.directory
HLS デバッグの出力を書き込むディレクトリを指定します。指定しない場合、ディレクトリは hls/.debug に設定されます。
syn.debug.directory=../../debug