次は、PL カーネル固有の API のリストと、トラフィック ジェネレーターを統合する際の使用方法です。Python API を使用すると、PL カーネルに渡すデータを生成したり、PL カーネルからデータを収集するトラフィック ジェネレーター コードを作成できます。データを送信および受信するオブジェクトをインスタンシエートするには、次の API を使用します。send_data
または receive_data
には、任意のデータ型ベクター/リストを指定できます。
- データを送信または受信するクラスのインスタンシエート
-
API は次のライブラリ パスにあります。
${XILINX_VIVADO}/data/emulation/python/xtlm_ipc_v2/
PYTHONPATH
をこのライブラリを指定すように設定する必要があります。export PYTHONPATH=${XILINX_VIVADO}/data/emulation/python/xtlm_ipc_v2/
hls_input_stream(name, datatype) hls_output_stream(name, datatype)
- send_data()
-
send_data(data, tlast) creates a non-blocking call to send data
パラメーター:
- data: オブジェクトの指定されたデータ型のリスト
- tlast: ブール値 (true または false)
- receive_data()
-
receive_data() creates a blocking call to receive data
指定されたデータ型のリストを返します。
注記: datatype は、オブジェクトのインスタンシエーション時に指定する必要があります。 - receive_data_with_size()
-
receive_data_with_size(data_size) creates a blocking call to receive a specified amount of data
指定されたデータ型のリストを返します。
パラメーター:
- data_size: 受信するデータ量をバイト単位で示した整数値
注記: データ サイズはバイト単位で指定する必要があります。
- receive_data_on_tlast()
-
receive_data_on_tlast() creates a blocking call returning data after receiving tlast packet
指定されたデータ型のリストを返します。
注記: datatype は、オブジェクトのインスタンシエーション時に指定する必要があります。