ソフトウェア エミュレーションのための PL カーネルのコンパイル - 2023.2 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: アプリケーション アクセラレーション開発 (UG1393)

Document ID
UG1393
Release Date
2023-12-13
Version
2023.2 日本語

ソフトウェア エミュレーション フローで使用する PL カーネルをコンパイルするには、v++ -c -k 形式のコマンドが必要です。例として次のコマンド ラインを使用して、ソフトウェア エミュレーション ターゲットを構築します。

v++ -t sw_emu --platform xilinx_u200_gen3x16_xdma_2_202110_1 -c -k vadd \
-I'./src' -o'vadd.sw_emu.xo' ./src/vadd.cpp

次のリストは、v++ の一般オプション で説明されるように、上記のコマンドで指定されたオプションの詳細です。

  • -t <arg>: ビルド ターゲットをソフトウェア エミュレーション (sw_emu) に指定します。
  • -c: カーネルをコンパイルします。必須。カーネルは、2 つの個別の段階でコンパイル (-c) およびリンク (-l) する必要があります。
  • --platform <arg>: PL カーネルをコンパイルするターゲット プラットフォームを指定します。プラットフォームは、v++ --link コマンドで指定されたプラットフォームと一致している必要があります。
  • -k <arg>: ソース ファイルに関連付ける PL カーネルの名前を指定します。
  • -o <arg>: コンパイラの出力ファイル .xo を指定します。
  • <input_file>: コマンド ラインで位置引数として指定するか、--input オプションを使用します。