NoC、DDRMC、HBMMC の設定について説明します。
図 1. 消費電力の見積もり
NoC ページは、NoC と DDRC の表に分かれています (HBM イネーブルのデバイスの場合は、HBM も表示されます)。設定および消費電力の詳細は、各ページを参照してください。
プロパティ | 説明 |
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NoC クロック | NoC 動作のクロック周波数 (MHz)。選択した許容範囲、スピード グレード、および電圧に基づいて編集できます。NoC クロックの Fmax は、-3H デバイスでは 1080 MHz です。 |
[Data Path] | NoC の消費電力を見積もるマスターとスレーブ間のデータパスを選択します。PS、PL、AI エンジン、PMC、CPM、DDRMC などの Versal デバイスで使用可能な異なるマスターとスレーブ間の有効なデータパスが約 17 個ドロップダウン リストに含まれます。 |
帯域幅 | このフィールドでは、特定のデータパスの読み出しおよび書き込み帯域幅要件を指定します。単位は MBps で、サポートされる最大帯域幅は 19200 MBps です。 |
トランザクション サイズ | NoC を介して転送される読み出しおよび書き込みインターフェイスのトラフィック データのトランザクション サイズを指定します。このサイズはバイト単位で、書き込みおよび読み出しトランザクションでサポートされる最大サイズは 64 バイトです。 |
[Switches] |
このフィールドは入力に基づいて自動的に入力され、指定されたデータパスに必要な NoC プログラマブル スイッチの平均数を表します。 XPE がインポートされると、このフィールドには、それぞれ対応するパスで使用されている NoC スイッチの実際の数がレポートされます。 |
クロック バッファー | このフィールドは、データパス入力に基づいて自動的に入力されます。パスに使用できるクロック バッファーの平均数が決定されます。パスごとに加算され、デバイスに使用可能な総数まで最大化されます。NoC のクロック消費電力は、使用されるクロック バッファーの数に直接比例します。 |