システム モニター (SYSMON) は、オンチップ温度センサー、電源センサー、外部アナログ入力、および統合型 Analog-to-Digital Converter (ADC) を使用して、UltraScale+ デバイスの物理環境を監視します。
図 1. SYSMON
UltraScale+ デバイスでは、SYSMON が使用されていない場合は、SYSMON への電源を切断して消費電力を削減できます。デバイス コンフィギュレーション レジスタのパワーダウン ビットをセットすることにより、または VCCADC 電源を切断することにより、電源を切断する場合は、SYSMON の表で Powered Down を Yes に設定します。SYSMON への電源を切断しない場合は、Powered Down を No に設定します。
注記: FPGA では SYSMON はデフォルトで ON になっているため、SYSMON の消費電力はスタティック消費電力の一部としてレポートされます。
SYSMON がデザインで使用されている場合、[Clock (MHz)] で DRP クロックの周波数を指定します。デザインで SYSMON をインスタンシエートしない、または SYSMON への電源が切断される場合は、空白のままにします。
SYSMON については、 『UltraScale アークテクチャ システム モニター ユーザー ガイド』 (UG580) を参照してください。