次の図に、前の例のコードの実行 (各クロック サイクルのステート、読み出し、計算、書き込みなど) をサイクルごとに示します。
図 1. レイテンシと開始間隔の例
この例のパフォーマンス メトリクスは次のとおりです。
- レイテンシ: すべての値を出力するのに 9 クロック サイクルかかります。注記: 出力が配列の場合、レイテンシは配列の最後の出力値までで計測されます。
- 開始間隔 (II): II は 10 なので、関数が新しい入力データのセットの読み出しを開始してから次のセットのプロセスを開始するまでに 10 クロック サイクルかかります。注記: 1 つの関数の実行を完了するのにかかる時間は、1 トランザクションと呼ばれます。この例では、関数が次のトランザクション用のデータを受信できるまでに 11 クロック サイクルかかります。
- ループの反復レイテンシ: 各ループ反復のレイテンシは 3 クロック サイクルです。
- ループ II: 開始間隔は 3 です。
- ループ レイテンシ: レイテンシは 9 クロック サイクルです。