csim
オプションは、デザインの C/C++ 言語を検証する C シミュレーション プロセスに使用します。詳細は、『Vitis 高位合成ユーザー ガイド』 (UG1399) の「C シミュレーションの実行」を参照してください。
- csim.O
-
デバッグ コンストラクトを排除した最適化コンパイルをイネーブルにします。デフォルトは false で、コンパイルがデバッグ モードで実行されて、デバッグがイネーブルになります。
csim.O=true
- csim.argv
-
ビヘイビアー テストベンチの引数リストを指定します。指定した
<arg>
が C テストベンチのmain()
関数に渡されます。csim.argv=arg1 arg2
- csim.clean
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クリーン ビルドをイネーブルにします。デフォルトは false です。このオプションを使用しない場合、デザインはインクリメンタルにコンパイルされます。
csim.clean=true
- csim.code_analyzer
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コード解析とインタラクティブなコード アナライザー レポートを有効にします。
csim.code_analyzer=0
- csim.ldflags
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シミュレーションでリンカーに渡すオプションを指定します。通常は、インクルード パス情報または C/C++ テストベンチのライブラリ情報を渡すのに使用されます。
csim.ldflags=ldExample
- csim.mflags
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C シミュレーションでコンパイラに渡すオプションを指定します。通常、コンパイル速度を上げるために使用されます。
csim.mflags=mExample
- csim.profile
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合成前制御フローの作成をイネーブルにします。
csim.profile=true
- csim.setup
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シミュレーションは実行せず、HLS コンポーネントの csim ディレクトリにシミュレーション バイナリを作成します。シミュレーションは、後でコンパイルされた実行ファイルから実行できます。デフォルトは false で、設定完了後にシミュレーションが実行されます。
csim.setup=true