SSD_param - 3.5 日本語

Vitis AI ライブラリ ユーザー ガイド (UG1354)

Document ID
UG1354
Release Date
2023-06-29
Version
3.5 日本語
model_type : SSD
ssd_param :
{
    num_classes : 4
    nms_threshold : 0.4
    conf_threshold : 0.0
    conf_threshold : 0.6
    conf_threshold : 0.4
    conf_threshold : 0.3
    keep_top_k : 200
    top_k : 400
    prior_box_param {
    layer_width : 60,
    layer_height: 45,
    variances: 0.1
    variances: 0.1
    variances: 0.2
    variances: 0.2
    min_sizes: 21.0
    max_sizes: 45.0
    aspect_ratios: 2.0
    offset: 0.5
    step_width: 8.0
    step_height: 8.0
    flip: true
    clip: false
    }
}

次の表に、SSD のパラメーターを示します。SSD モデルのパラメーターには、しきい値と PriorBox の要件があります。詳細は、SSD deploy.prototxt を参照してください。

表 1. SSD モデル パラメーター
パラメーターの種類 説明
num_classes このモデルの実際の検出カテゴリの数。
anchorCnt このモデルのアンカーの数。
conf_threshold ボックスの信頼度を示すしきい値。各カテゴリには異なるしきい値を設定できるが、その数値は num_classes と等しくなる必要がある。
nms_threshold NMS のしきい値。
biases これらのパラメーターはモデル パラメーターと同じ。各バイアスを 1 行ごとに記述する。 (Biases amount) = anchorCnt * (output-node amount) * 2。prototx で正しい行を設定する。
test_mAP モデルがレターボックスでトレーニングされており、mAP をテストする必要がある場合は、TRUE に設定する。実行速度を高めるため、デフォルトでは FALSE に設定される。
keep_top_k 検出オブジェクトの上位 K 個のボックスの各カテゴリ。
top_k バックグラウンド (最初のカテゴリ) を除く、すべての検出オブジェクトの上位 K 個のボックス
prior_box_param PriorBox は複数あり、それぞれが異なるスケール値に対応する。これらはオリジナルのモデル (deploy.prototxt) にある。これらの PriorBox は互いに反対となる。
表 2. PriorBox のパラメーター
パラメーターの種類 説明
layer_width/layer_height このレイヤーの入力の幅/高さ。これらの値は、ネット構造から算出できる。
variances これらの値はボックス回帰に使用される。オリジナル モデルと同じ値を入力する。4 つの変性がある。
min_sizes/max_size deploy.prototxt と同じ値を入力する。各値を 1 行ごとに記述する。
aspect_ratios 比率 (各値を 1 行ごとに記述する)。デフォルトでは、最初の比率は 1.0。ここに新しい数値を設定すると、2 つの比率が作成される。1 つはユーザーが設定した値で、もう 1 つはその逆数。たとえば、このパラメーターに「ratios: 2.0」というセット要素が 1 つある場合、比率ベクターは 1.0、2.0、0.5 の 3 つとなる。
offset 通常、PriorBox は特徴マップの各中心点によって作成されるため、オフセットは 0.5。
step_width/step_height オリジナル ファイルからコピーする。これらの値がない場合は、次の式を使用して計算可能。
step_width = img_width ÷ layer_width
step_height = img_height ÷ layer_height
offset 通常、PriorBox は特徴マップの各中心点によって作成されるため、オフセットは 0.5。
flip PriorBox を回転させて、長さ/幅の比率変更を制御。
clip FALSE に設定。TRUE に設定すると、検出ボックスの座標は [0, 1]。