Vitis Model Composer Hub のダイアログ ボックスの Launch タブにある HDL Analysis ボタンをクリックすると、モデルの既存のタイミング解析結果が表形式で表示されます。指定された [Code Directory] が Timing Analyzer で読み出し可能で、および [Analysis Type] フィールドが Timing
に設定されていることを確認します。Simulink モデルでタイミング解析を既に実行していて、Simulink モデルを前回の実行から変更していない場合にのみ、この操作が可能です。
Launch をクリックすると、Perform Analysis のオプション設定 (Post Synthesis
または Post Implementation
) にかかわらず、Code Directory で指定されたディレクトリに保存されているタイミング結果が [Timing Analyzer] ウィンドウに表示されます。
図 1. [Launch] ボタン
次のコマンドを MATLAB コマンド プロンプトに入力して、Timing Analyzer の表に既存のタイミング解析を表示することもできます。
xlAnalyzeTiming(<mdl_hdle>, <netlist_dir>)
<mdl_hdle>
は
Simulink®
モデル ハンドル (最上位デザイン ハンドル)、<netlist_dir> は Model Composer Hub のダイアログ ボックスの Code Directory で指定されているディレクトリです。