xmcVitisRead は、MATLAB ユーティリティ データ ファイルを読み込んで、MATLAB に出力します。実数および複素数、符号付きおよび符号なしがサポートされます。ファイルにタイムスタンプが含まれている場合は、別の並列配列に追加されます。
構文
A = xmcVitisRead(fileIn,dataType)
[A, TS] = xmcVitisRead(fileIn,dataType)
fileIn
はファイル パス、dataType
はインポートされたデータのデータ型を指定します。
次の表に、入力ファイルで使用可能なデータ型と列の最大数を示します。
データ型 | データ サイズ (ビット) | 列の最大数 |
---|---|---|
int8 | 8 | 16 |
int16 | 16 | 8 |
int32 | 32 | 4 |
int64 | 64 | 2 |
uint8 | 8 | 16 |
uint16 | 16 | 8 |
uint32 | 32 | 4 |
uint64 | 64 | 2 |
cint16 | 32 | 4 |
cint32 | 64 | 2 |
float | 32 | 4 |
cfloat | 64 | 2 |
例
Input.txt に次のフォーマットで実数が含まれているとします。
"T 470 ns
1651 -17 6646 -5720
T 472 ns
8850 -2469 2711 7752
T 474 ns
-4938 -6103 -4659 -2352
T 476 ns
-2144 -6453 1410 5685
T 478 ns
-1591 1962 1190 8775"
次の関数呼び出しは、配列を MATLAB の int16
の値としてインポートします。
A = xmcVitisRead("Input.txt",'int16')
結果の列ベクターは次のようになります。
A = [
1651,
-17,
6646,
-5720,
8850,
-2469,
2711,
7752,
-4938,
-6103,
-4659,
-2352,
-2144,
-6453,
1410,
5685,
-1591,
1962,
1190,
8775]
次の関数呼び出しでは、signal と timestamp の 2 つの配列が生成されます。結果は次のようになります。
[A, timestamp] = xmcVitisRead("Input.txt",'int16')
TS = [ A = [
470, 1651,
470, -17,
470, 6646,
470, -5270,
472, 8850,
472, -2469,
472, 2711,
472, 7752,
474, -4938,
474, -6103,
474, -4659,
474, -2352,
476, -2144,
476, -6453,
476, 1410,
476, 5685,
478, -1591,
478, 1963,
478, 1190,
478] 8775]
重要: この関数は、列数をチェックし、列数がそのデータ型の理論上の最大値を超えている場合はエラーを返します。
重要: ファイルにタイムスタンプが含まれているが必要でない場合は、
timestamp
出力は空白のままになります。ファイルにタイムスタンプがなく、2 つの出力が指定されている場合は、timestamp の出力は空の数値配列になります。