xlGetReOrderedCoeff 関数は、FIR Compiler ブロックの再順序付けされた係数セットを提供します。
構文
A = xlGetReOrderedCoeff(new_coeff_set, returnType, handle)
説明
注記: この関数の 3 つのパラメーターすべてが必須です。
-
new_coeff_set
- 既存の FIR Compiler に読み込む必要がある新しい係数セットです。元の順序で関数に入力する必要があります。
-
handle
- 係数を並べ替えるスキームを提供します。デザイン内の FIR Compiler ブロックへのハンドル、または IP リポジトリによって生成された reload.txt ファイルへのパスのいずれかを指定します。Simulink キャンバス上で FIR Compiler ブロックが選択される場合、ハンドルは
gcbh
と指定できます。 -
returnType
- 並べ替えられた係数を返すか、リロード順だけを返すかを指定します。
coeff
またはindex
のいずれかを指定します。coeff
戻り型は、必要な係数セットを変更し、FIR Compiler ブロックに直接供給できる並べ替えられた係数セットを提供します。index
戻り型は、手動で処理する必要があるnew_coeff_set
を使用した係数アドレス ベクターのみを提供します。
例
例 1:
A が係数の行ベクターで、その元の順序で並べ替えられた係数を取得するには、次のように入力します。
reload_order_coefficients = xlGetReOrderedCoeff(A,'coeff', gcbh)
この例では、reload_order_coefficients
が A に含まれる係数をリロード チャネルを通じて FIR Compiler に渡す順番を指定しています。
または、リロード アドレス ベクターを取得することもできます。
reload_order_coefficients = A(xlGetReOrderedCoeff(A,'index',gcbh))
例 2:
この例では、IP リポジトリで生成されたテキスト ファイルを使用して、リロード順を指定する方法を説明します。
reload_order_coefficients = xlGetReOrderedCoeff(A,'coeff','reload_<version>.txt')
関連項目
FIR Compiler 7.2 ブロック