サブシステムのカスタマイズおよび生成 - 2.2 日本語

PG260 MIPI CSI-2 Transmitter Subsystem

Document ID
PG260
Release Date
2022-06-09
Version
2.2 日本語

ここでは、ザイリンクス ツールを使用し、Vivado Design Suite でサブシステムをカスタマイズおよび生成する方法について説明します。

Vivado IP インテグレーターでサブシステムをカスタマイズおよび生成する場合は、『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: IP インテグレーターを使用した IP サブシステムの設計』 (UG994) [参照 8] を参照してください。IP インテグレーターは、デザインの検証または生成時に一部のコンフィギュレーション値を自動的に計算する場合があります。値が変わるかどうかを確認するには、この章のパラメーターの説明を参照してください。パラメーター値を確認するには、Tcl コンソールから validate_bd_design コマンドを実行してください。

IP はユーザー デザインに合わせてカスタマイズできます。それには、サブシステムに関連する各種パラメーターの値を次の手順に従って指定します。

1. Vivado IP カタログから IP を選択します。

2. 選択した IP をダブルクリックするか、ツールバーまたは右クリック メニューから [Customize IP] コマンドをクリックします。

詳細は、『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: IP を使用した設計』 (UG896) [参照 9] および『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 入門』 (UG910) [参照 10] を参照してください。

注記: この章の図には Vivado 統合設計環境 (IDE) のスクリーンショットが使用されていますが、現在のバージョンとはレイアウトが異なる場合があります。

This Figure に、ライン レートが 1.5Gb/s 以下の場合のサブシステム設定画面を示します。

図 4-1: サブシステムのカスタマイズ画面 - [Configuration] タブ

X-Ref Target - Figure 4-1

CSI2_Tx_Image.PNG

ライン レートが 1.5Gb/s を超える場合 (最大 2.936Mb/s) のサブシステム設定画面を次の図に示します。

図 4-2: Subsystem_configuration_2

X-Ref Target - Figure 4-2

Subsytem_configuration_2.PNG

[Component Name]: ここで設定した名前が、サブシステムの最上位ラッパー ファイルの名前として使用されます。下位のネットリストは、元の名前のままです。設定する名前は最初の 1 文字を小文字のアルファベットとし、2 文字目以降は a ~ z、0 ~ 9、アンダースコア (_) を組み合わせる必要があります。デフォルトは mipi_csi2_tx_subsystem_0 です。