MIPI CSI-2 TX Controller コアのプログラミング - 2.2 日本語

PG260 MIPI CSI-2 Transmitter Subsystem

Document ID
PG260
Release Date
2022-06-09
Version
2.2 日本語

MIPI CSI-2 TX Controller のプログラミング シーケンスを次に示します。 This Figure This Figure 、および This Figure は、各シーケンスを図で表したものです。

1. レジスタを設定し、コアを有効にします。

a. リセット後やコアをいったん無効にした後など、コアを有効にする前に 「コア コンフィギュレーション レジスタ (オフセット - 0x00)」 を読み出して Controller Ready ビットが 1 であることを確認します。

b. 必要に応じてレジスタをプログラムして設定します。

c. コアを有効にして、入力インターフェイスにビデオ ストリームを送信します。

d. このシーケンスの実行中、継続的にポーリングを実行するか外部割り込み (有効な場合) を待ち、割り込みステータス レジスタを読み出してエラーまたはステータスの報告を確認します。

図 3-6: コアのプログラミング シーケンス - コアを有効にする

X-Ref Target - Figure 3-6

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2. コアをいったん無効にして、再度有効にします。

° 「コア コンフィギュレーション レジスタ (オフセット - 0x00)」 Core Enable ビットを 0 にしてコアを無効にします。

° 「コア コンフィギュレーション レジスタ (オフセット - 0x00)」 の Controller Ready ビットが 1 になるのを待ちます。

° Core Enable ビットを 1 にしてコアを再び有効にします。

図 3-7: コアのプログラミング シーケンス - コアを無効にして再度有効にする

X-Ref Target - Figure 3-7

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3. ULPS を開始/終了します。

° PHY レーンを ULPS モードにするには、 「コア コンフィギュレーション レジスタ (オフセット - 0x00)」 1 を書き込みます ( ULPS Mode ビットを 1 に設定)。

° 対応する PPI 信号が PHY に駆動され ( txrequestesc txulpsesc )、ULPS ステートが開始します。

° PHY レーンが ULPS ステートになる ( ulpsactivenot が Low に遷移する) と割り込みステータス レジスタにこのステータスが反映されます。

° ULPS モードを終了するには、 「コア コンフィギュレーション レジスタ (オフセット - 0x00)」 ULPS Mode ビットを 0 にします。

° 対応する PPI 信号が PHY に駆動され ( txulpsexit )、ULPS ステートが終了します。

° ulpsactivenot 信号がディアサートされてから 1 ミリ秒後に PPI は txrequestesc をディアサートします。ULPS モードが終了すると、割り込みステータス レジスタに反映されます。

° 1 マイクロ秒後、ULPS に対応する ISR をクリアします。1 マイクロ秒より前に ISR をクリアすると、IP が 単に ULPS ステートであることが示されます。

図 3-8: コアのプログラミング シーケンス - ULPS の開始と終了

X-Ref Target - Figure 3-8

I5S_CX3I_t.jpg