コンフィギュレーション プリミティブおよび利用可能なヘルパー ブロックをどこに配置するかは、 [Customize IP] ダイアログ ボックスの [Structural Options] で選択できます。これらのオプションで IP 境界の順列を変更し、提供される IP ソリューションをシンプルなインターフェイスのスタンドアロン コアとして動作させるか、大規模なデザインの一部として動作させて SEM Controller のインターフェイスへのアクセスを容易にするかを選択できます。これらのオプションにより、IP コアをさまざまな用途に柔軟に利用できるようになると同時に、ソリューションをユーザー デザインに統合する際の HDL 修正範囲が最小限に抑えられます。
階層レベルには次の 2 つがあります。
• <component_name>_support
• <component_name>_support_wrapper
次の 2 つの図に、コンフィギュレーション プリミティブをコアに含めた場合とサンプル デザインに含めた場合の 2 つの階層を示します。図中の <component_name> には生成されたコアの名前が入ります。
これら 2 つの階層の違いは、コアの境界およびヘルパー ブロックがインスタンシエートされる場所にあります。
これは、Vivado 統合設計環境 (IDE) で SEM Controller をカスタマイズする際に
[Structural Options]
で設定します。
注記: UltraScale SSI デバイスをターゲットにしたインプリメンテーションでは、サンプル デザインに含まれるコンフィギュレーション プリミティブのみがサポートされます。
ヒント: <component_name>_support_wrapper には全体的なソフト エラー軽減ソリューションに必須のロジックがすべて含まれており、完全に検証済みのものが提供されているため、この階層レベルをデザインに統合することを推奨します。
重要: このサンプル デザインを統合しない場合は、後述する各インターフェイスのシステム レベル要件および推奨事項に従ってください。