SEM IP は、ソフト エラーの検出のみを実行するか、検出して訂正するかを設定できます。したがって、ソフト エラー発生時にシステム レベルでどのような措置が必要かを検討する必要があります。デザインでソフト エラーが検出されても何も措置を講じない場合、デザインに SEM IP を統合することに利点があるかどうかを評価し、把握する必要があります。そのようなユース ケースも可能ですが、ソフト エラーがデザインに与える影響を洗い出し、このような軽減アプローチでソフト エラー軽減の目標が達成されるかどうかを十分に理解する必要があります。
推奨: デザインで SEM IP を使用する場合は、モニター インターフェイスの出力をログに記録することを強く推奨します。
この図 に、ソフト エラー発生時にシステムがどのような措置を講じるかを判定する決定木の例を示します。さまざまな可能性とシステム レベルの考慮事項を理解することにより、SEM IP をデザインで使用するかどうかを決定できます。
注記: この図は一例であり、これ以外にも考慮事項が存在する可能性があります。