次に、OS、ドライバー、ライブラリ、およびプロセッサ ブロックに使用可能なパラメーターをリストします。
PROC_INSTANCE
このオプションは、ハードウェア データベースで指定されているプロセッサ インスタンスに関連付けられている OS に必要です。フォーマットは次のとおりです。
parameter PROC_INSTANCE = <instance_name>
すべての OS にプロセッサ インスタンスを関連付ける必要があります。指定するインスタンス名は、ハードウェア データベースで指定されている名前と一致している必要があります。
HW_INSTANCE
このオプションは、ハードウェア データベースで指定されているペリフェラル インスタンスに関連付けられているドライバーに必要です。フォーマットは次のとおりです。
parameter HW_INSTANCE = <instance_name>
ソフトウェアのすべてのドライバーにインスタンスを関連付ける必要があります。プロセッサ定義ブロックも、プロセッサ インスタンスを参照する必要があります。指定するインスタンス名は、BD ファイルで指定されている名前と一致している必要があります。
OS_NAME
このオプションは、OS が関連付けられているプロセッサ インスタンスに必要です。フォーマットは次のとおりです。
parameter OS_NAME = standalone
OS_VER
OS バージョンを指定します。フォーマットは次のとおりです。
parameter OS_VER = 1.0
バージョンは x.y の形式で指定します。これが次のように OS ディレクトリに変換されます。
OS_NAME_vx_y
各 OS に必要な MLD (マイクロプロセッサ ライブラリ定義) ファイルは、OS_NAME.mld という名前で、ドライバー ディレクトリの data/ サブディに配置されている必要があります。詳細は、マイクロプロセッサ ライブラリ定義 (MLD) を参照してください。
DRIVER_NAME
このオプションは、ドライバーが関連付けられているペリフェラルに必要です。フォーマットは次のとおりです。
parameter DRIVER_NAME = uartlite
ライブラリ ジェネレーターにより、OUTPUT_DIR/ processor_instance_name/libsrc ディレクトリに指定されているドライバー ディレクトリがコピーされ、提供されている makefile を使用してドライバーがコンパイルされます。
DRIVER_VER
ドライバー バージョンを指定します。フォーマットは次のとおりです。
parameter DRIVER_VER = 1.0
バージョンは x.y の形式で指定します。これが次のようにドライバー ディレクトリに変換されます。
DRIVER_NAME_vx_y
各ドライバーに必要な MDD (マイクロプロセッサ ドライバー定義) ファイルは、DRIVER_NAME_v2_1_0.mdd という名前で、ドライバー ディレクトリの data/ サブディに配置されている必要があります。詳細は、マイクロプロセッサ ドライバー定義 (MDD) を参照してください。
LIBRARY_NAME
このオプションはライブラリに必要です。フォーマットは次のとおりです。
parameter LIBRARY_NAME = xilmfs
ツールにより OUTPUT_DIR/processor_instance_name/libsrc ディレクトリに指定されているライブラリ ディレクトリがコピーされ、提供されている makefile を使用してライブラリがコンパイルされます。
LIBRARY_VER
ライブラリ バージョンを指定します。フォーマットは次のとおりです。
parameter LIBRARY_VER = 1.0
バージョンは x.y の形式で指定します。これが次のようにライブラリ ディレクトリに変換されます。
LIBRARY_NAME_vx_y
各ライブラリに必要な MLD (マイクロプロセッサ ライブラリ定義) ファイルは、LIBRARY_NAME.mld という名前で、ライブラリ ディレクトリの data/ サブディに配置されている必要があります。詳細は、マイクロプロセッサ ライブラリ定義 (MLD) を参照してください。