- PetaLinux プロジェクトのルート ディレクトリに移動します。
cd <plnx-proj-root>
- 最上位のシステム設定メニューを起動します。
petalinux-config
- を選択します。
-
U-Boot script
configuration に、次のオプションが表示されます。
- 指定されたオフセットにメモリ/DDR ベース アドレスに追加する場合は、 [*] Append base address to image offsets を選択します。PetaLinux はハードウェア ファイルから DDR ベース アドレスを読み出し、指定されたオフセットに追加します。これはデフォルトでオンになります。
- boot コマンドの前に実行する必要がある U-Boot 環境変数を追加するには、() Pre bootenv を選択します。
- JTAG/DDR オフセットを確認/変更するには、JTAG/DDR image offsets –-> を使用します。これらのオフセットは JTAG ブート モードで使用されます。また、フラッシュ/ストレージから DDR メモリにイメージを読み込む際にも使用されます。
- 例: 次のスクリーンショットは、AMD Versal™ のロード アドレスです。
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注記: デフォルトでは、JTAG ブートで PetaLinux は boot.scr に対して次のロード アドレスを使用します。
表 1. JTAG ブートでのデフォルト ロード アドレス デバイス boot.scr のロード アドレス Zynq UltraScale+ MPSoC および Versal アダプティブ SoC DDR ベース アドレス + 0x20000000 Zynq 7000 デバイス DDR ベース アドレス + 0x3000000 MicroBlaze プロセッサ (DDR ベース アドレス + DDR サイズ) - 0xe00000 - QSPI/OSPI オフセット/サイズを確認/変更するには、QSPI/OSPI image offsets
---> の設定メニューを使用します。指定したオフセット/サイズで boot.scr と重ならないことと、イメージ同士が重ならないことを確認します。注記: デフォルトでは、QSPI/OSPI ブートで PetaLinux は boot.scr に対して次のオフセットを使用します。
表 2. QSPI/OSPI ブートでのデフォルト オフセット デバイス boot.scr のオフセット Zynq UltraScale+ MPSoC 0x3E80000 Versal アダプティブ SoC 0x7F80000 Zynq 7000 デバイス 0xFC0000 MicroBlaze プロセッサ 0xFC0000 注記: スクリプトの設定を確認してオフセットを変更します。QSPI/OSPI FIT イメージのオフセットは、 で指定されているカーネル オフセットと一致する必要があります。一致しない場合、プロセスが U-Boot プロンプトでエラーとなる可能性があります。 - NAND オフセット/サイズを確認/変更するには、NAND image offsets –-> の設定メニューを使用します。指定したオフセット/サイズで boot.scr と重ならないことと、イメージ同士が重ならないことを確認します。注記: デフォルトでは、NAND ブートで PetaLinux は boot.scr に対して次のオフセットを使用します。
表 3. NAND ブートでのデフォルト オフセット デバイス bboot.scr のオフセット Zynq UltraScale+ MPSoC 0x3E80000 Versal アダプティブ SoC 0x7F80000 Zynq 7000 デバイス 0xFC0000 MicroBlaze プロセッサ 0xFC0000