Systemv から Systemd への切り替え - 2023.1 日本語

PetaLinux ツール資料: リファレンス ガイド (UG1144)

Document ID
UG1144
Release Date
2023-05-16
Version
2023.1 日本語

SYSVINIT

  • systemv (sysv) は、UNIX/Linux オペレーティング システムで初期から使用されている init システムの 1 つです。
  • /etc/init.d/sshd start を使用して init サービスを開始および停止している場合は、SystemVinit システムを使用していることになります。

SYSTEMD

  • systemd は、Linux オペレーティング システム向けの新しい init システムおよびサービス マネージャーです。
  • systemctl restart sshd を使用してサービスを開始および停止している場合は、SYSTEMD システムを使用していることになります。

デフォルトでは、AMD Zynq™ UltraScale+™ MPSoC および AMD Versal™ プラットフォームでは、init マネージャーとして SYSTEMD が有効になっており、Zynq および MicroBlaze™ プラットフォームでは SYSVINIT が有効になっています。

注記: 独自の init スクリプトを使用する場合は、SYSTEMD と互換性を持つように必要に応じて変更する必要があります。以前のリリースでは SYSVINIT が使用されていました。

sysv と systemd を切り替えるには次の手順を実行してください。

petalinux-config -c rootfs を実行します。Image Features -→ Init-manager (systemd) を選択し、設定を保存して終了します。

その後、petalinux-build コマンドを実行します。