XPIO の機能

Versal アダプティブ SoC SelectIO リソース アーキテクチャ マニュアル (AM010)

Document ID
AM010
Release Date
2024-03-18
Revision
1.5 日本語

XPIO は 54 ピンで 1 バンクを構成し、高性能インターフェイスと低速インターフェイス両方をサポートするためのリソースを備えています。各 XPIO は XPHY を使用してデータ ストリームのアライメント、シリアライズ、およびデシリアライズを実行できます。各 XPIO には、低速 SDR および DDR インターフェイスをサポートするための I/O インターコネクト ロジック (IOL) リソースのほか、粗粒度のデータ アライメントのためのリソースもあります。XPIO の入力および出力バッファーには高い信号品質をサポートするためのリソースがあり、シングルエンドおよび差動 I/O 規格を幅広くサポートします。

  • 1.0V、1.2V、1.35V、および 1.5V バンク電圧規格
  • 高速データ ストリームのアライメント、シリアライズ/デシリアライズを実行する XPHY ロジック リソース
  • 低帯域幅の SDR および DDR ロジックを簡単にサポートできる IOL ロジック リソース
  • 内部生成した VREF をニブル境界で共有可能
  • キャリブレーション済み出力駆動をサポート
  • キャリブレーション済み内部終端
  • 内部差動終端
  • 内部バイアスをサポート
  • トランスミッター プリエンファシスおよびレシーバー イコライゼーション
  • MIPI D-PHY および ONFI インターフェイスをネイティブにサポート
  • 1:8、1:4、および 1:2 のシリアライズ/デシリアライズ比をサポート