クラスターの設定 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: インプリメンテーション (UG904)

Document ID
UG904
Release Date
2023-11-01
Version
2023.2 日本語

計算クラスターは、ジョブを受け付け、スケジュールし、効率的に計算リソースを割り当てる、サードパーティ製ツールを使用して設定されたマシンのグループです。一般的な計算クラスターには、LSF、SGE、SLURM などがあります。カスタム計算クラスターを Vivado に追加するには、[+] ツールバー ボタンをクリックし、クラスター構成の名前を指定して、クラスターへのジョブ投入、ジョブのキャンセル、クラスター タイプの指定を実行するコマンドを指定する必要があります。Vivado では、LSF、SGE、SLURM がサポートされています。その他のクラスターの場合は、コンボ ボックスで [CUSTOM] を選択します。カスタム クラスターの場合、Job ID を取得して Job ID の値をプロシージャに返すロジックを含む Tcl ファイルのパスを指定する必要があります。このプロシージャ名は、[Job ID Proc] フィールドに入力する際に使用します。ネイティブにサポートされているクラスター (LSF、SGE、SLURM) の場合は、[Job ID Tcl] および [Job ID Proc] は空のままにしておくことができます。[Test Configuration] ボタンをクリックすると、設定をテストできます。

図 1. [Settings] ダイアログ ボックスの [Cluster configurations] ページ