リモート ホスト設定を使用して、各ホストまたは既存の計算クラスターを構成し、合成およびインプリメンテーション run を同時実行できます。現在のところ、リモート ホスト設定で Vivado でサポートされる OS は Linux のみです。リモートホストは、 から設定できます。
- 手動設定
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リモートホストの手動設定を使用すると、Vivado が実行できる個々のマシン名を指定できます。Vivado は、これらのマシン上でセキュア シェルを開き、追加の Vivado プロセスを起動します。ホスト名は、追加ボタンをクリックすると追加できます。追加すると、ホストごとのジョブ数を選択でき、オプションでホストを無効にできます。ジョブの起動に使用する特定のコマンドを指定する必要があります。
- クラスターの設定
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計算クラスターは、ジョブを受け付け、スケジュールし、効率的に計算リソースを割り当てる、サードパーティ製ツールを使用して設定されたマシンのグループです。一般的な計算クラスターには、LSF、SGE、SLURM などがあります。カスタム計算クラスターを Vivado に追加するには、[+] ツールバー ボタンをクリックし、クラスター構成の名前を指定して、クラスターへのジョブ投入、ジョブの強制終了、クラスター タイプの指定を実行するコマンドを指定する必要があります。Vivado では、LSF、SGE 、SLURM がサポートされています。その他のクラスターの場合は、コンボ ボックスで [CUSTOM] を選択します。[Test Configuration] ボタンをクリックすると、設定をテストできます。
注記: リモート ホストの使用に関する詳細は、
『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: インプリメンテーション』 (UG904) の「リモート ホストおよび計算クラスターの使用」を参照してください。