Customize Commands ダイアログ ボックス (次の図を参照) を使用すると、システムまたはユーザー定義の Tcl コマンドを Vivado IDE のメイン メニューまたはツールバー メニューに追加できます。このダイアログ ボックスを開くには、 をクリックします。カスタム コマンドは、 をクリックすると、その下のレベルのメニューに表示されます。
注記:
Customize Command は、Vivado IDE を起動するたびに復元されます。カスタム コマンドは各ユーザーが指定でき、Vivado IDE により
commands.paini
ファイルに保存されます。詳細は、環境設定の出力 を参照してください。ヒント: カスタム メニュー コマンドを追加するには、
create_gui_custom_command
Tcl コマンドも使用できます。詳細は、Tcl コマンドを使用したカスタム メニュー コマンドの追加 を参照してください。図 1.
Customize Commands ダイアログ ボックス
このダイアログ ボックスでは、次を指定できます。
- Custom Commands
-
- Add
- カスタム メニューに新しいコマンドを追加します。ポップアップ ウィンドウにコマンド名を入力して Enter キーを押すと、そのコマンドがカスタム コマンド リストに追加されます。
- Remove
- カスタム メニューから選択したコマンドを削除します。
- Move Up
- 選択したコマンドをリストの上方向に移動します。
- Move Down
- 選択したコマンドをリストの上方向に移動します。
- Edit Custom Command
-
Custom Commands リストで選択したコマンドのプロパティを指定します。
- Menu Name
- カスタム コマンドの名前を指定します。
- Description
- メニュー コマンドの上にカーソルを置いたときにステータス バーに表示するテキストを指定します。
- Shortcut
- カスタム コマンドのキーボード ショートカットを指定します。Add をクリックして Add Shortcut ダイアログ ボックスを開き、ドロップダウン リストから新しいショートカットを選択します。ショートカットを削除するには、Remove をクリックします。
- Run Command
- カスタム コマンドの Tcl コマンドまたはプロシージャを指定します。
- Source Tcl File
- 1 つの Tcl コマンドまたはプロシージャを実行する代わりに、カスタム コマンドの Tcl スクリプト ファイルを指定して読み込みます。
- Toolbar Options
- カスタム コマンドのツールバー ボタン アイコンをメイン ツールバーに追加するかどうか指定します。
- Add to the Toolbar
- コマンドのボタンをツールバーに追加します。オフにすると、カスタム コマンドはメイン ツールバーに表示されません。
- Icon File Path
- ツールバー ボタン アイコンに使用する画像ファイルのパスを指定します。アイコン ファイルは、約 20x20 ピクセルの PNG、JPG、または GIF ファイルにする必要があります。大きな画像はツールバーに収まるように、Vivado IDE によりサイズが変更されます。