Zynq UltraScale+ MPSoC には、Versal アダプティブ SoC の電力モードにマップできる電力モードがいくつかあります。電源アイランドであるペリフェラルは、Versal アダプティブ SoC で共有されます。これらの電源アイランドは、未使用時は PLM によって自動的にオフになります。電源ドメインに供給するメイン外部電源レールの多くは、現在スリープ ステートに対応しています。今後のリリースで追加サポートが提供される予定です。Zynq UltraScale+ MPSoC と Versal アダプティブ SoC は PL 電源管理手法が類似しており、省電力性が最大限に向上しています。詳細は、 『Versal アダプティブ SoC ボード システム設計手法ガイド』 (UG1506) のこのセクションを参照してください。Versal アダプティブ SoC では、DDR、PL、SYSMON、およびその他のシステム ブロックからのエラーは PMC の Error Aggregation Module (EAM) に送られ、PS エラーは PS 管理コントローラー (PSM) の EAM に送られます。エラー時に実行するアクションとしては、パワーオン リセット (POR)、システム リセット (SRST)、エラー出力、割り込みソフトウェア エージェントのいずれかを設定できます。
これらのアーキテクチャの違いの詳細は、 『Versal アダプティブ SoC テクニカル リファレンス マニュアル』 (AM011) および 『Versal アダプティブ SoC システム ソフトウェア開発者向けガイド』 (UG1304) を参照してください。