このセクションでは、AXI VIP をデザインおよびテストベンチ環境で使用する方法について説明します。 この図 に、AXI VIP を使用したデザイン例を示します。
AXI VIP は SystemVerilog クラス ライブラリで、ほとんどのシミュレータでサポートされます。 AXI VIP は、コア デザインに関して Universal Verification Methodology (UVM) と同様の命名規則と構造を使用します。 AXI VIP は、制約付きランダム検証やトランザクション レベル モデリング (TLM) などの高度な検証手法を使用します。これは SystemVerilog でコーディングされます。 AXI VIP は 2 つの部分で構成されます。1 つは従来の IP (静的/物理的世界のモジュール) 同様にインスタンシエートされ、もう 1 つは検証環境の動的な世界で使用されます。 AXI VIP は、仮想インターフェイスを使用して静的な世界を動的な世界に接続する IP です。仮想インターフェイスは、動的な世界のオブジェクトと静的な世界のモジュールおよびインターフェイスをつなぐ唯一のメカニズムです。