新規プロジェクトの作成 - 2023.2 日本語

1. 必要なデバイスをターゲットとする新しい Vivado RTL プロジェクトを作成します。
2. + ボタンをクリックして、src および verif ディレクトリをプロジェクトに追加します。これらのディレクトリは両方とも、Adder_4_bit ディレクトリにあります。
   
   
3. UVM 検証ファイルがシミュレーションのみに使用されることを指定します。
   
   
4. 階層が更新されたら、必ず最上位モジュールとして adder_4_bit_tb_top.sv ファイルを選択してください。
   
   
5. UVM の場合、テスト名を指定する必要があります。この場合、テスト名は adder_4_bit_basic_test です。この場合、-testplusarg UVM_TESTNAME=adder_4_bit_basic_test -testplusarg UVM_VERBOSITY=UVM_LOW を xsim.more_options に追加します。
   
   
6. シミュレーションを実行します。
   
   これにより、デフォルトで 1000 ns のシミュレーションを実行できます。run all をクリックしてシミュレーションを終了します。[Tcl Console] ウィンドウに次が表示されます。

次は、非プロジェクト/バッチ モードで UVM を使用する手順です。

1. 非プロジェクト モードでシミュレーションを実行するには、現在の作業ディレクトリを run フォルダー (cd ./Adder_4_bit/run) に変更します。
2. Vivado のスタンドアロン シミュレーションでは、Linux の場合 run_xsim.csh、Windows の場合 run_xsim.bat を読み込むか、Linux/Windows で次のコマンドを使用して run.tcl を読み込むことができます。Vivado –mode batch –source run.tcl
3. シミュレーションが完了したら、次の図に示すように、シェルまたはコマンドプロンプトで UVM テストの結果を確認できます。
   
   

プロジェクト モードと非プロジェクト モードのディレクトリ構造

• src & verif - デザインおよび検証環境関連のファイル。
• run - 非プロジェクト モードでシミュレーションを実行する場所。
• UVM_test - プロジェクト モードの XSim シミュレーション。