[Objects] ウィンドウのように、ダイナミック タイプの変数の値を [Tcl Console] ウィンドウでも確認できます。
- Restart ボタン をクリックします。
- [Scope] ウィンドウで最上位モジュールの下にあるスコープ axi_vip_0__exdes_adv_mst_active_pt_mem__slv_passive を選択します。
- [Tcl Console] ウィンドウで
report_objects
コマンドを起動し、選択したスコープにあるオブジェクトをすべて表示させます。「Queue」や「Class」もオブジェクト タイプとして表示されます。
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get_value
コマンドを起動して、オブジェクトの現在の値を確認します。mst_monitor_transaction
の値には、Class タイプの null、master_monitor_transaction_queue
の値には、Queue タイプの空のかっこが表示されます。
- Run All ボタン をクリックします。シミュレーションがブレークポイントを追加した行で停止します。
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get_value master_moniter_transaction_queue
コマンドを起動すると、かっこの中がやはり空になっています。 - AMD Vivado™ シミュレータのツールバー メニューで Step ボタン をクリックします。シミュレーションが現在停止している 95 行目の文が実行されます。この文を実行すると、エレメントがプッシュされます。キューに 1 つのエレメントが自動的に入力されます。
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get_value master_moniter_transaction_queue
コマンドを実行すると、キューに 1 エントリが入っているのがわかります。[Objects] ウィンドウのように、ダイナミック タイプの変数の値を [Tcl Console] ウィンドウにも読み込むことができます。