update_macro
コマンドは、マクロに最下位セルおよび相対配置 (RLOC) を追加します。
RLOC の構文および機能は、RPM の RLOC 属性と同じです。すべてのセルを一度に指定する必要があります。部分的に定義したり、段階的に定義していくことはできません。
update_macro の構文
update_macro [-absolute_grid] <macro name> <cell-RLOC list>
説明
-
-absolute_grid
: 混合スライスおよびスライス以外のサイト用に絶対グリッドを選択します。- X および Y の値は、サイト プロパティである RPM_X および RPM_Y になります。
- 絶対グリッドの値は RPM_GRID の値と同じです。
- macro name: アップデートするマクロの名前を指定します。
- cell-RLOC list: セルと RLOC のペアの Tcl リストを指定します。
{cell0 RLOC(cell0) cell1 RLOC(cell1) - cellN RLOC(cellN)}.
- すべてのマクロ セルおよび RLOC を一度に指定する必要があります。マクロを段階的に構築することはできません。
- 既存のマクロをアップデートするには、再作成しておく必要があります。
update_macro の例 1
update_macro m1 {u2/sr0 X0Y0 u2/sr1 X0Y1}
-
u2/sr0
およびu2/sr1
をマクロm1
に追加します。 -
u2/sr0
の RLOC をX0Y0
に割り当てます。 -
u2/sr1
の RLOC をX0Y1
に割り当てます。
update_macro
の例 2 は、同じ設定を異なる構文で実行します。
update_macro の例 2
set rlocs [list u2/sr0 X0Y0 u2/sr1 X0Y1]
update_macro m1 $rlocs
update_macro の例 3
この例では、絶対グリッドを使用します。
set rlocs {ireg X2Y38 q1reg X17Y40 q2reg X17Y40}
update_macro -absolute_grid m2 $rlocs