制約の適用範囲を限定するには、XDC ファイルで次のプロパティを指定します。
- SCOPED_TO_REF
- モジュール (またはエンティティ) の名前を指定します。制約は、指定したモジュール (またはエンティティ) のすべてのインスタンスに適用されます。
- SCOPED_TO_CELLS
- 階層セルの名前を指定します。制約は、各階層セルに個別に適用されます。
- SCOPED_TO_REF + SCOPED_TO_CELLS
- 両方のプロパティが指定されている場合、SCOPED_TO_REF で指定されるモジュール (またはエンティティ) 内にある SCOPED_TO_CELLS で指定されている各セルに制約が適用されます。
Vivado Design Suite では、これらのプロパティが IP カタログを使用して RTL プロジェクトに追加されている IP コアに対して自動的に設定されます。