Load Partial PDI は、DDR/Image Store およびフラッシュ デバイスからのパーシャル リコンフィギュレーションをサポートするために IPI インターフェイスで使用する CDO コマンドです。パーシャル リコンフィギュレーションは、IPI コマンドの PdiSrc フィールドに DDR/IS/QSPI/OSPI フラッシュを指定して要求します。PdiSrc フィールドの値は、プライマリ ブート デバイスとして使用する場合のブート モードの値と同じになります。
構造 | |||
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予約 [31:24]=0 | 長さ [23:16]=3 | XilLoader=7 | CMD_XILLOADER_LOAD_PPDI = 1 |
PdiSrc – 0x1=QSPI24、0x2=QSPI32、0x8=OSPI、0xF = DDR、0x10 = IS (Image Store) | |||
上位 PDI アドレス / 0x00 (PdiSrc が IS の場合) | |||
下位 PDI アドレス / PDI ID (PdiSrc が IS の場合) |
- コマンド ヘッダーの長さフィールドは、ヘッダーを除くコマンドの長さを示します。
- 上位 PDI アドレス:
- DDR/フラッシュ デバイスの場合: PDI が配置される上位 32 ビット アドレス
- IS の場合: なし
- 下位 PDI アドレス:
- DDR/フラッシュ デバイスの場合: PDI が配置される下位 32 ビット アドレス
- IS の場合: Image Store に PDI を追加する際に指定した PDI ID
PDI の長さは、PLM によって PDI それ自体から計算されます。コマンド内でこの情報を明示的に指定する必要はありません。IPI 応答ワード 0 にはコマンドの成功またはエラー (0x2xyz
フォーマットのエラー コード) のステータスが含まれ、エラーの場合は応答ワード 1 に 32 ビット エラー コード全体が含まれます。エラー コードの詳細は、https://xilinx-wiki.atlassian.net/wiki/spaces/A/pages/2037088327/Versal+Platform+Loader+and+Manager#Debugging-Tips を参照してください。
.pdi と .bin は同じフォーマットです。