次の図に示すように、Review and Package ページには IP のサマリ、パッケージ後の操作設定に関する情報が表示されます。
IP は、Create and Package New IP ウィザードの最後にパッケージされます。カスタム IP をパッケージする段階で変更が発生した場合は、カスタム IP をパッケージし直して変更が反映されるようにする必要があります。
サマリには Identification ページで入力したカスタム IP の情報が表示されます。この情報を変更するには、[Identification] ページに示す Identification ページで変更してください。
After Packaging セクションには、パッケージが完了した後の Vivado IDE の動作に関する情報が含まれます。
ここに記述されている IP パッケージャーの動作は、[Packager] 設定の使用 に説明されている [Settings] ダイアログ ボックスの [IP] → [Packager] ページの設定に基づいています。内訳は次のとおりです。
- アーカイブ情報
- IP のアーカイブを作成するかどうかを選択します。
- リポジトリ情報
- Vivado の [Repository Manager] タブの IP のディレクトリが表示されます。
IP のプロジェクト設定には、カスタム IP 定義のアーカイブを作成するオプションがあります。デフォルトでは、カスタム IP が IP のルート ディレクトリに生成され、ソース ファイルは可能であれば IP のルート ディレクトリから相対的に参照されます。
アーカイブが作成される場合、Vivado IDE で相対的に参照されるファイルすべてが 1 つのアーカイブ ファイルに圧縮されます。このアーカイブ ファイルは、1 つのアーカイブ ファイルを使用するか、指定したリポジトリ ディレクトリにアーカイブ ファイルを抽出すると、Vivado リポジトリで使用できるようになります。
IP をパッケージすると、カスタム IP が現在の Vivado プロジェクトの IP カタログから使用できるようになります。Vivado IDE で、カスタム IP の IP ルート ディレクトリが [Settings] ダイアログ ボックスの [IP] → [Repository Manager] ページに自動的に追加されます。IP のルート ディレクトリはカスタム IP 定義のディレクトリで、カスタム IP を必要とするほかの Vivado プロジェクトの [Repository Manager] に追加する必要があります。