AMD では、次の表に示す Vivado ツールの動作を制御する 5 つのツール権限を提供しています。
AMD 権限名 | 説明 | AMD の有効値 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
xilinx_configuration_visible | Vivado ビューアー、エディターなどで LUT 値を表示できるかどうかを指定します。 | "true"、"false" | "false" |
xilinx_enable_modification | Vivado ツールを使用して保護領域内のネットリスト情報 (階層、接続、LUT など) を変更できるかどうかを指定します。 | "true"、"false" | "false" |
xilinx_enable_probing | カスタマーが保護領域に Vivado デバッグ プローブを挿入またはインスタンシエートできるかどうかを指定します。 | "true"、"false" | "false" |
xilinx_enable_netlist_export | 保護領域のネットリストを Vivado でエクスポートできるかどうかを指定します。 | "true"、"false" | "true" |
xilinx_enable_bitstream | Vivado ツールでビットストリームを生成できるかどうかを指定します。 | "true"、"false" | "true" |
xilinx_schematic_visibility | Vivado の回路図および階層ビューアーで保護領域に含まれるモジュールの名前を表示するかどうかを指定します。 | "true"、"false" | "false" 1 |
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重要: 2018.3 以前の Vivado を使用して暗号化されている IP を 2019.1 以降のバージョンで使用した場合、xilinx_schematic_visibility 権限が導入されているため、モジュール名は表示されません。回路図でモジュール名を表示するには、IP のこの権限を "true" に設定してください。この権限を使用して暗号化された IP は、2018.3 以前のバージョンの Vivado では復号化できません。