一般的には、PL ブロックはストリーム インターフェイス経由のデータを使用します。その後、PL ブロックはデータ ストリームを生成してアレイ インターフェイスへ転送します。アレイ インターフェイスには、PL ストリームを受信して AIE-ML ストリームに変換する FIFO があります。変換された AIE-ML ストリームは、AIE-ML のデスティネーション ファンクションへ転送されます。通信がブロック ベースかストリーム ベースかによって、DMA とピンポン バッファーの使用方法が異なります。
次の図に、例を示します。AIE-MLと PL は、AIE-ML タイル内の DMA を使用して通信できます。DMA は、このストリームをそれを使用する AIE-ML に隣接するメモリ ブロックへ移動します。この図の上側は論理表現で、下側は物理表現です。
図 1. 共有メモリを使用した AIE-ML から PL へのデータ通信の論理図
図 2. 共有メモリを使用した AIE-ML から PL へのデータ通信の物理図