AMD LogiCORE IP AXI Interconnect および AXI SmartConnect コアはどちらも AXI メモリ マップド マスター デバイスをメモリ マップド スレーブ デバイスに接続するために使用しますが、SmartConnect の方がさらに Vivado 設計環境に統合されており、ユーザーの操作は最小限で、接続した AXI マスターとスレーブ IP が自動的に設定されるようになっています。AXI Interconnect は、すべてのメモリ マップド デザインで使用できます。
SmartConnect を使用した方が高帯域幅のアプリケーションでの最適化の結果が良くなることがあります。SmartConnect IP では、重要なインターフェイス用に最適化されるエリア使用率の少ないカスタム インターコネクトを合成することで、短いレイテンシで最大のシステム スループットを達成できます。
IP インテグレーターでは、接続される終点が AXI4 メモリ マップドの終点であれば、AXI Interconnect または AXI SmartConnect のいずれかを選ぶことができます。
たとえば、次の図のようなメモリ インターフェイス IP を MicroBlaze に接続する必要があるデザインがあるとします。
次の図のように、[Run Connection Automation] リンクをクリックすると、次の図に示すように AXI Interconnect または AXI SmartConnect のどちらをインスタンシエートするか選択できる画面が表示されます。
デフォルトの [Auto] のままにしておくと、SmartConnect IP がインスタンシエートされて、MicroBlaze プロセッサとメモリ インターフェイス IP が接続されます。